【要注意!】圧縮式衣類収納ケースには騙されないで!!
どうも、三度の飯よりスーツケース、スーツケースの伝道師さとです。スーツケース、トラベルグッズのバイヤーの私が様々なアイテムを解説していきます!
わずらわしいパッキングの味方!?圧縮衣類収納ケース
旅に行く前に必ずやることといえば…そう、パッキングですね。2~3泊ならリュックでもいいかーなんてやっていると意外と納まらない。スーツケースにパッキングしていると今度は「お土産用にもう少しスペース空けときたいな」なんて考えだして、かさばる下着や衣類に恨み節と言いたくなった人も多いのでは。
そこで今回ご紹介したいのが「ソロ・ツーリスト 圧縮式衣類収納ケース」です!
昔からある旅行用の圧縮袋って、空気を抜くのに手でギュッギュッて力を入れて押したり、安いものだと数回使っただけで破れたりと…結構クセモノなんですよね。
これはファスナーを閉めるだけで、簡単にかさばる衣類を抑えることが出来るという人気商品なんです。一見するとただの収納ケースですよね…。さぁ、どの程度の実力なのか見ていきましょう!
大きめLサイズに衣類を収納してみた
まずLサイズを検証します。
かさばりがちな厚手の服を中心に入れてみます。
Lサイズ;H28×W38×D10㎝
約9リットル
・パーカー1枚
・トレーナー1枚
・スウェット1本
・ハンカチ2枚
ハンカチなど小物は、ふたの裏側のメッシュポケットが便利です。
いったんメインファスナーを閉じるとこんな感じ。
ここまでは従来の収納ケースと同じです。
ここで側面の専用圧縮ファスナーを閉めていきます。ちなみにこのファスナーはYKK製でなめらか、U字方の引手が付いていて操作しやすいです。
1周すれば完成です。ぐるっとするだけです。
余分なスペースが圧縮されて薄くなりました。
違うパターンもやってみましょうかね。
では2泊分の下着中心に…
・Tシャツ2枚
・靴下2枚
・トランクス2枚
・ハンカチ2枚
・スウェット1本
はい!簡単です。いい感じに収納できました。
少しコンパクトなMサイズも使ってみた
次にMサイズもいってみましょう。
Mサイズ;H24×W32×D5㎝
約5リットル
トレーナー
ロングTシャツ
ハンカチ2枚
先ほどと同じように収納していきます。一気にいっちゃいますね!
はい完成しました。一回やり方がわかってしまえば非常に簡単です。コツは最初に無駄な空気を抜くことと、ファスナーを閉めるときは生地をかまないように、指でガイドしながら閉めることです。
MサイズとLサイズでは容量の大きいLサイズのほうが体感的には圧縮された感じがしますね。元々が大きいから圧縮されたことがパッと見で分かりやすいのかと思います。
ちなみに生地は水性・油性の汚れに強いテフロン加工になっています。
圧縮詐欺にご用心!!
さて、記事タイトルにもした「圧縮衣類収納ケースに騙されないで」とは一体なんなのか…。ここまで読んでくださった方をモヤモヤさせてしまったかもしれません。
この衣類を圧縮する収納ケース、実は様々なメーカーから類似品が発売されているのですが、主にネットを中心に結構ひどい宣伝がされているんです。
特に圧縮の前後比較…。
圧縮した後のぺちゃんこ画像、絶対に入れてる量が違うだろー!みたいなものが平気で出てきます。たまに見かける悪徳ダイエットの広告のように、ビフォーが猫背にしてお腹ぽっこり、アフターが背筋ピン!みたいな。買ってがっかりする誇大広告はリピーター獲得にならないので本当にやめたほうが良いです。
今回ご紹介している圧縮衣類収納ケースにしても、圧縮機能はあくまでサポート機能と考えていただきたいですね。個人的には「圧縮」と考えずに、最初から小さくした状態でパッキングしておいて、旅の帰りなど慌ただしくなって雑なパッキングになった時のための「拡張」と考えてもアリかなぁと思っています。
それ以外にもネットで見かけるものの中にはサイズが大きすぎたり、ファスナーや生地が不安なものも目立ちます。特にファスナーは圧縮するときに負荷がかかるのでちゃんとした品質のものを選びたいですね。その点、このソロツーリストのファスナーはYKK製、縫製もしっかりしていて、さすが老舗トラベルメーカーです。とはいえ、詰め込みすぎはファスナー破損につながるので気を付けて下さいね!
さて今回はパッキングに便利な人気アイテムをご紹介しました。スーツケースだけでなくトラベルグッズもご紹介していきたいと思いますので次回もどうぞお楽しみに!
ご購入はこちらから↓
https://www.valueproducts.jp/products/detail.php?product_id=361