ちいさなしあわせ6. スマホとのちょうどいい距離

ご褒美のような暖かい日があったと思えば、また寒かったり、嵐のような雨が降ったり、とっても気難しい、でも新しい季節の気配を感じてそわそわする、よい季節ですね。

この間、平日にお休みがありました。
前日はなぜかあまり寝れなくて、午前3時ごろまでぽそぽそと仕事をしていいて絶対寝不足なのに、楽しみでわくわくしていたのか朝7時には起きて、本の整理、引越しの荷物整理、お掃除、洗濯、ランチ作りまで！
ラジオや音楽をかけながら、るんるんと。

それから、映画「コーヒーが冷めないうちに」をぼんやり。

「ドキドキも、すごい悲しみも、ハラハラもないような映画が見たい！」の希望通りの、淡々と優しい、ミルクコーヒーのような映画でした。

まだ全部は見ていないので、続きは次のおやすみに見る予定。
映画を途中でとっておけるのってすごいですよね。
なんだか贅沢。

タイムリープが関わってくるのですが、「もしも時間を戻せるなら何がしたいかな」と暖かい紅茶を飲みながら考えてみたり。

過去を変えようと立ち回るよりも、どう受け取っていいかまだ悩んでいることを、もう一度体験して、見て、感じて、受け止め直したい気がします。
最近、自分のいろんな気持ちを受け入れて咀嚼する時間が増え、すこし考え方が広がった気がしているんです。

だから、いまの私が見たら何か新しいことに気付けたりしないかしら。

なんて。

まだお昼をすぎてすぐ、外はお天気で明るくてポカポカ。
ラジオを聞きながらお昼寝。

起きたらカフェまで散歩して、お仕事。
勉強している人、読書している人がたくさんいて、背筋が伸びて、形だけでもカッコいい気持ち。そうすると、実際に手もちゃんと動くし、姿勢も良くなって肩こりが少し楽に。

苦手なことのために時間を取ることが幸せだなあって、感じられるようになってきました。
暗い色の中にほんの少しだけ明るさを取り戻すような、トンネルの先が少し見えるような、頑張っていけそうだなと思うしあわせ。
頑張ってて偉いぞ。

そうこうしているうちに、もう夜！
春になってきてはいるものの、まだ夜が来るのは早いですよね。

あ。そういえば、今日はほとんどスマホを触っていない。
スマホを触る1時間は一瞬で、軽い感じだけれど、今日は自分が動いたからか、身の詰まっているような、でも重たすぎない良い心地。

誰もにも邪魔をされず、私の身の周りのことだけ考えられた感じ。
楽しかったな、すごくすごく充実してたな。