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【好奇心の赴くまま秋旅】岐阜 - 富山 - 長野

秋めいてきた頃、岐阜から富山、長野へ向かって旅行した。
振り返ってみると今旅は、殊更やりたいことを詰め込んだ気がする。
旅がテーマになりつつある2024年、忘れないうちに記録する。


《一日目》岐阜市から高山市へ

高山市へ行く前に、織田信長の頃に商業の拠点として繁栄した川原町を散策した。
平日だった為か、人通りは少ない。
いまでも当時を偲ばせる格子造りの建物が残っていて、どこからでも岐阜城が臨める閑静な町並みをゆったり歩いた。

岐阜市川原町。山の上に岐阜城が見える

Fairfield by Marriott 岐阜高山白川郷

道の駅桜の郷荘川・ひだ荘川温泉桜香の湯に近接していて快適だった。
買い物と入浴を済ませてチェックイン。
ホテル受付で温泉クーポンがもらえた。先にチェックインしてから温泉へ行くべきだった。

Fairfield by Marriott 岐阜高山白川郷。
道の駅で買った「明宝ハム」が美味い!!

《二日目》白川郷。富山へ寄り、飛騨高山へ

豊かな自然と観光客が楽しめる工夫が沢山あった
荻町⇔展望台のシャトルバスは大人200円。
フリースペースとカフェスペースがあり、カフェの方はほぼ貸し切り。
お土産屋さんにて

富山「L'évo」“ここでしか食べられない前衛的地方料理”

富山県南砺市利賀村。
ヒヤヒヤする山道を登って秘境のような所へ辿り着き、こだわりぬいたお料理を体験した。

美しいお料理と調度品の数々。
黒文字という日本固有の香木が近くに自生しているそうで、
お茶やおしぼり等、いたるところに忍ばされていた。

富山県南砺市 菅沼合掌造り集落

集落へはエレベーターで降りる。少し怖い
道沿いの撮影スポットから見下ろした景色。綺麗。
すぐこちら側とは別世界のような佇まい

飛騨高山 まずは温泉と飛騨牛と。

温泉旅館「花扇別邸いいやま」で宿泊。

温泉もおもてなしも空間も素敵

《三日目》飛騨高山を散策。長野県へ

あさごはん。お料理も素晴らしいお宿だった

「飛騨・世界生活文化センター」で歴史を学ぶ

施設の中のミュージアム飛騨へ。入館料は大人500円。
飛鳥時代から続くという飛騨の匠の歴史、家具の歴史を知ることができる施設。

樹齢400年のトチの木をいよいよ伐らないといけなくなり、木の時計として新たに生まれ変わったそう。
側面の虫の動きまで細やかで匠の技が詰まっていた。
世界生活文化センターの駐車場から高山市が見える。
山々に囲まれていることから「陸の孤島」とも呼ばれていたそう。納得

宮川朝市の賑わいに混ざって、街歩き

観光客で賑わう宮川朝市
朝市のすぐ後ろの宮川に大っっ量の魚が泳いでいて、驚いた。
手づかみできそうなほど沢山の鯉や鱒。
街歩き。木工製品や工芸品、グルメにお酒に楽しかった。
手長足長象が不思議な魅力を引き立たせていた…
ランチはとろろめし。自然薯料理の茶茶

長野県松本市 上高地

飛騨高山から車で約1時間、松本市に到着。上高地へ向かう。

さわんど第4駐車場からバスにのりこむ
上高地の自然。普段から見慣れているものと、色彩や気温、雰囲気もどことなく異なり、涼やかで気持ち良い
時間の都合上「河童橋」だけ観光

松本城を眺めたのち、うなぎ「山勢」

松本城は遮る物がなくてカッコイイ姿がよく見えた。
松本城にほど近い「山勢」で信州の野菜とうなぎをいただいた。

安定のドーミーインで宿泊

《四日目》奈良井宿~妻籠宿~馬籠宿

中山道の宿場町を観光しながら関西方面へ戻る。

中山道の真ん中。奈良井宿。木曽漆器の町とのこと。
近隣の、漆器をがっつりプレゼンしてくれる道の駅が楽しかった。


中山道42番目の宿場。妻籠宿
大雨でゆっくり観光どころではなかった…
中山道43番目の宿場。馬籠宿
島崎藤村ゆかりの地。ノスタルジック

まとめ

未だ知らぬ見たいところ行きたいところ食べたいものに、できるだけ忠実に動いた旅だった。
せっかくきたのなら最大限に満たされたいという思考になるらしい。
新しい経験と、なにより、あと引く“幸”を得られたので良かった。

河童橋で食べたチーズケーキ。
上高地プライスだったがそれもまた旅の思い出。

おしまい

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