【旅かさねた夏】 平泉-盛岡-仙台-松島
この夏、気の向くまま、誘われるままに旅行した。
旅の思い出、見たこと感じたことが飽和していて後頭部が重いので、ここらで整理しておきたい。
まずは、初夏の頃。東北へ行ったこと。
「OMO関西空港 by 星野リゾート」朝のフライトに備える
自宅から空港まで行くと夜明け前に出発することになる為、気になるホテルで前乗りした。
《1日目 仙台空港 → 岩手県へ》
関空から約一時間半で仙台に到着。レンタカーで旅行スタート。
平泉へ「関山 中尊寺」で切なさをかみしめる
金色堂をめざして山道を歩く道すがら、その景色の瑞瑞しさに見惚れた。
眩しい初夏の光に若葉色、行く道に落ちる木漏れ日は、来た事ないのに懐かしく、過ぎ去った時間を思わせた。
ふと松尾芭蕉の有名な句が蘇ってきた。
小学生で習い、初めて知る種類の哀しさに子供心がさざめいたのでよく覚えている句。
“ 夏草や 兵どもが 夢の跡 ”
謂れは特に知らなかったが、ここで詠まれた句じゃなかろうか…と調べてみたら、やはり、平泉を訪れた芭蕉が奥州藤原氏の栄華や義経公を想い詠んだ句とのこと。
記憶と景色が繋がったのも、ささやかながら嬉しかった。
お餅ランチで、この地のもち食文化を体験
盛岡方面へ移動。「小岩井農場」へ
盛岡市に到着!「SHIKAZAWA」で岩手の食材を堪能
宿泊は綺麗な大浴場があるドーミーインで。
《2日目 盛岡散策 → 仙台へ》
自然も文化もいっぱいで気持ち良い所だった。
さいごに宮沢賢治ゆかりの「光原社 可否館」で濃いめの珈琲を飲んで宮城県へ出発。
仙台到着!駅直結エスパル仙台でお土産さがし
エスパルでぶらぶら買い物。以前、人に頂いて美味しかった鎌崎屋のかまぼこがお気に入り。今回は自分で購入した。
「瑞鳳殿」へ
仙台中華「松石」で夕食
宮城・山形の食材を中華料理で堪能した。
接客も丁寧にしていただいて最高にこころ癒される時間をすごした。
青葉城のライトアップを見に
地元の慣れた車やバイクが夜の山道をスイスイ走っていくので注意しながら運転して到着。
近くに大学があり、学生らしき人も沢山来ていた。
「ナインアワーズ仙台」でカプセルホテル初体験
はじめてのカプセルホテル。モノクロ基調のミニマルな空間にワクワクした。
カプセルホテルがあんなに物音に気を遣うことも初めて知った。
《3日目 松島へ》
遊覧船、せっかくならとグリーン席で乗ってみた。
船内放送で主要な小島を一つ一つガイドしてくれたのがよかった。
「かきとあなご 松島 田里津庵」でランチ
松島湾を眺めながら海の幸を美味しくいただいた。
イイお値段のランチだが、ロケーションに味わいに旅行にぴったり。
《まとめ》
たった二県を車で巡ってみて、運転時間が長く東北って広いなと感じた。
初夏ならではの、爽やかさを残しつつパワフルな天候も手伝って、胸の内によみがえる風景がいちいち綺麗。
この時期に行く旅行は数年後に思い返したときにエモいというか感傷的になれるのがすばらしいよなと思った。