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ビジネスマンが水車むらに行って生まれたもの
今日は、プロジェクトメンバーでワークプランを体験してみた時のことを仕事視点でお伝えしようと思います。
水車むらでの体験については、過去の記事をご覧ください。
ワークプランの話をする前に、、私たちのプロジェクトメンバーの日常を少しご紹介します。不動産関係に勤めている私&同僚、空間プロデューサー、広告代理店の4名で行きました。日頃は、コロナの関係もあり、teamsでオンライン会議を週1でしています。もうかれこれこのプロジェクト自体は、4年目を迎えており、メンバーは割と気心知れた中ではありますが、年代が50・40・30・20代とバラバラ、忘年会も懇親会も自粛が2年続いており、、なかなか対面で日頃の想いやプロジェクトの今後をざっくばらんに考えることができない状況が続いていました。
このメンバーで行っているプロジェクトはというと、、人々の暮らしに+ONEを届けること。サービスでも商品企画でも、プラットフォームでも何でもよいので、とにかくお客様視点に立ち、暮らしに少し良い彩を加えることで、より豊かな人生を歩んでほしい、そのような取り組みをするプロジェクトを推進しております。
私たちがなぜ水車むらに来たかという理由が3点。
①今後の取り組み方針を検討するのに、反省点もやりたいこともざっくばらんに議論が必要。ただ、オンライン会議で起こる若干の時差・いう順番を気にする感じが議論をダメにしていく気がして、対面でやりたかった。一方、会議室にこもって何かいい取り組み方針が出るかというと、、なかなか難しい。どこかいい場所ないかなと思って探していた。
②今後取り組みたいテーマが、SDGsやサスティナブルという価値観を元にした暮らしづくりであるため、まずはそのイメージを想起させる体験をしたかった。
③PCやスマホを前にしてしまうと情報過多になりすぎたり、データに惑わされて本来の自分たちがやりたいことが出てこなくなりがちだったため、デジタルデトックスのような状況であらためて自分たちの「意思」を確認したかった。
この3点の条件を満たすのが、まさに水車むらでした。
私たちは「未来」の方針を決めるために、あえて「むかし体験」ができるこの藤枝市中山間地域に来たのです。
五感に訴えかけられる体験をしたあと、囲炉裏を囲んで2時間弱、打ち合わせ(ディスカッション)を行いました。もちろんPC・スマホはなし。
これまでの取り組みの振り返り、2021年度やりたかったけどできなかったこと、それは何でできなかったのか。これまでの活動を通して、2022年度にやってみたいこと、研究を踏まえたトレンド、「私」は何をやりたいのかの発表。このプロジェクトのいきつく先、また、2040年の暮らしの状況。ノートに記すこともなく、ただひたすらに話をしました。
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その後、大きな方向性が見えてきたので、黒板を使って頭の整理。
未来年表を作りたいね、とか、来年度のざっくりしたテーマが決まったところで散会となりました。
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私たちは、水車むらで議論した内容をすぐさま資料に落とし込み、年内の社内会議に提案、未来に向かっていく新しいプロジェクトの姿をしっかり書き込めた資料を使った会議はすんなり通すことができました。
私たちがいるような、新規事業室や新しいプロジェクトを行うチームは、会社からスパイラルアップを常に求められていると思います。そのプレッシャーはきっと多かれ少なかれ、所属している以上あるのではないでしょうか。田舎に行って環境を変えて、いい案が思い浮かぶのなら苦労しないと思う方もいらっしゃるかもしれません。でも、日常を見直すきっかけがある、当たり前を疑うきっかけがあるというのは、とても重要なことだと思います。
水車むらのワークスペースの使い方がイメージわかないという方はぜひ参考にしてみてください。&何かお困りの方がいたらファシ含めて相談に乗ります。