ぼっち理系大学生の活動記録(21日目)「正しい生き方か、楽しい生き方か。」

「水銀くん」というユーザーネームのぼっち理系大学生が日記感覚で1日を記事にしているという、しょうもない事を今日もやる。わざわざ記事をクリックしてくれたことに感謝いたす。

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1日目のテストをなんとか終えた。恐らく合格点はあるであろう。

明日のテストは11時かららしい。意外と遅い。

いかんいかん、こういうのを知るとまた夜にグータラしてしまう。

今日のテスト前、教室での私の集中力は普段の10倍ほどあったのではないだろうか。試験範囲の教科書とノートとにらめっこをしながら手を動かして問題を解き続けた。もしテストが明日で、この集中力が1日続けば、満点レベルを取れているだろう。しかし1日目のテストは”今日”終わった。

高校の頃は定期テストの前日はいつも「あと1日あれば…」と言っていた。だが、今になって思う。

「これでいいのだ。」

私には高校2年生の一人の弟がいる。身長は私と同じ180センチほどで、兄弟と言うよりは友達と言う存在だ。話も面白い。彼は、昔からやんちゃで勉強嫌いな、俗にいう陽キャというやつだ。通知表は1や2で溢れている。それは今に始まったわけではなく、小学校の頃からずっとだ。

私は中学の頃の通知表はと言えば、オール4。高校時は4.3であった。いわゆる”真面目”であった。通知表を見せると周りから”優秀”と言われるときもあった。周りは私を評価してくれた。家族には、弟と比較していつも褒められていた。

「あの子と比べて、ほんとにえらい。」

と。

しかし、弟はいつも楽しそうなのだ。成績が悪く、先生からも親からも褒められるより怒られることの方が多い彼の方が。

最近、ようやく私も思い始めた。これでよいのかと。

やれと言われたことは興味があるないに関わらず、”点数”を取るために自分の時間を費やす。

もちろん、興味のある科目の勉強は楽しかったが、その他の科目は嫌々やっていた。

なぜやっていたのか。それは親に褒められたかったからかもしれない。それは先生に怒られたくなかったからかもしれない。それは、誰かに「すごい」と言われたかったからかもしれない。

私は今まで、他人の評価を意識して生きていた。

※また、ここでの「テスト」は受験ではなく、定期テストの話だ。以前に書いた受験に関する記事↓


確かに、親や先生の言う事をきちんと聞き、毎日コツコツ積み上げて全ての科目で良い成績を取る、というのは正しいかもしれない。しかし、テスト前日だけ徹夜をして赤点回避を狙い、毎日遊びほうけるのは相当楽しいであろう。

私は、予備校時代に完璧主義を捨て、今は少し弟の性格がうつってきている。

サボることを正当化しているのではない。ただ、これから先、目の前の選択肢に迷ってしまったら「どちらが正しいか」より「どちらが楽しいか」を考えて、生きていきたい。

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