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【はかせ日記】21/12/16 早朝3時10分起床。番組下準備。渋谷「BOOKSTAND.TV」ぱいぱいでか美、佐藤究、永野、ゲストに。ツイキャスカラオケ。

博士の悪童日記 2021年12月16日(木曜)

3時10分起床。

朝が早すぎるのだが、
今日の収録前準備のためだ。
今までノルマが
達成できていないだけだ。

SHOWROOM『豪の部屋』
ぱいぱいでか美出演分3本。

計6時間を一気に視聴。

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ハロプロ初心者としては
いろいろと知りたい基礎知識が入ってくる。
しかし、すべての話題にシンクロする、
でか美ちゃんと豪ちゃんの
話しやすそうな親近感。
相性の良さは夫婦漫才かと思うほど。

吉田豪の淡々とトスを飛ばす司会を
「水切り石のよう」と喩えたり、
地下LIVEのアイドルの受け答えを
「歩く歩道に乗っている」
とし、比べて自分の身を切るような司会の仕事を、
「バラ園をひとり裸で歩いているほど
傷だらけになる」と喩える。
ワードセンスが一々光るなー。

でか美×吉川友のユニットの3曲も
作詞、作曲、歌唱も素晴らしく
スタッフに曲だしをお願いする。

『有吉反省会』が終わってレギュラーゼロ。
これからどうしたらイイ?
という類いのアンケートを立て続けに読む。

30年ぶり地上波レギュラーゼロから
毎日、LIVEのお仕事に変換したボクから、
アドバイスは山のようにあるだろうが、
しかし、田舎から上京して、
流されること無く浮かれること無く、
健気に芸能界を女一人戦っている様子は、
まるで我が娘の如く愛でたくなる。

さらに『豪の部屋』永野くん回視聴。
洋楽、ガレージ・パンク大好き話。

自意識が強すぎるサブカル野郎の代表格として、
「目つきが異常だった水道橋博士」と名前が出てくる(笑)

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練馬ザファッカーのDOさんの本の話など。

モーニング。
こんにゃく焼きそば。
豚バラ生姜大蒜焼き、
麺はしっかりと味変ソースをつけて、
やや固めの半熟卵焼き。海苔。
これでどうだ。
足らないのはチョリソーだ。

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膝にボールペンを刺しながら、
眠気をなんとか立て直し、
『テスカトリポス』を読むが、
結局、タイプアップ最後まで読めず無念。

しかし、これほどの小説は、
なかなか巡り会えるものではない。

12時にドルフィンソングの三木くんが来宅。
「昨日のタクシー代のお釣りです」
と小銭を返してくる。

その健気さに思わず、
お気に入りの靴をあげてしまう。

行きの車中も、豪さんの部屋を観ながら。

BS12でBOOKSTAND.TVの収録。
3本どり。

一本目。ぱいぱいでか美さん。

著書『桃色の半生!
〜仲井優希がぱいぱいでか美になるまで〜』

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はKindleで購入。原くんは読了。

ボクは途中までだった。
ハロプロ、モモチ、ゲス極、川谷絵音
師匠、大森靖子、のカッコよさなど。

推薦本、吉本ばなな「ひとかげ」

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2本目。直木賞作家、佐藤究さん。

本人は、浅野忠信に似ている。

本番前にボクの著書『藝人春秋』
初版本を持ってご挨拶に。

サインを所望されるが、
本当にファンでいてくださるのに恐縮。
サムライTVの『月曜からゴンゴン』
の大ファンだったとのこと。

ボクもサインをいただく。

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このサインのカッコいいこと。

そして、本人がデザインに関与していた、
ハードコアチョコレートの
文豪シリーズTシャツ衣装を置いていってくださる。

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本番も『テスカトリプス』の描き方、
メタル、コラージュ、エフェクトを駆使するそう。

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しかも、何度も、
『藝人春秋』オマージュを挟み込んで話される。

クライムノベルの限界、
暴力表現の文学的な意義について
たとえ話を含めて意気投合する。

プロレスラー志望だったが、
スコット・ノートンを見て断念したとのこと。

おすすめ本。
コーマック・マッカーシーの本。
『ブラッド・メリディアン』

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献本までしてくださる。

『TOKYO REDUX 下山迷宮』
ディビット・ビース。
東大で教鞭をとる英国人。
この戦後迷宮事件、
3部作があることを知らなかった。

新刊のテーマなど立ち話。

3本目 ゲスト、永野さん。
実は初対面。

スタジオで新刊を手に取る。

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洋楽、ロックの話だが、
本人は半可通であることを謙遜しつつも
ざっくりと入門篇としても回顧篇として良い本だ。

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推薦本は、チャールズ・ブコウスキー『パルプ』
懐かしくも渋いが長く読まれている。

終了後、次回の打ち合わせ。
そして、軽く一年の打ち上げ。

クリスマス仕様の原宿を駆け抜ける。

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一度帰宅して、
思いついて駅前のカラオケ館へ。
ツイキャスを開いて、
最後のオフコースの「さよなら」
をドルフィン三木に歌わせる。

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このオチだけのために、
手間と時間をかけたのに
人も集まらず、花火もあがらず。

トホホと思いつつ帰宅。

お土産をママと子供たちに。

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高田文夫事務所のマツダさんから、
探していた本が送れらてくる。

日本で唯一の深見千三郎伝。
これを参照にしたか、どうか聞くのを忘れた。

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やった!!!
大好物のおもやいフォームのニンニクセットだ。
ありがとうございます!

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流石に寝不足でバタンキュー。
23時頃。
明日はホント頑張れ!俺!


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水道橋博士
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