【はかせ日記】22/1/6 初雪の日。末っ子と見る『スターウォーズ』。故・なかにし礼研究に没入。ビートたけし主演の『兄弟』視聴。戦メリ回顧。
博士の悪童日記 2022年1月6日 木曜
5時起床。
リビングに降りると、
長男がスキーに行くために
早朝から食卓に居た。
昨日の日記を書く。
モーニング作り。
末っ子が学校から
「冬休みに映画を見る」との課題。
「パパ、怖くない映画を教えて」
というリクエストから
『スターウォーズ EPISOD4』を選出。
しかし、選んだその段階でボクの方が興奮している。
末っ子とのLINEのやりとりで、
ダースレイダーの「アイム・ユア・ファーザー』
のスタンプを連発してしまう。
一緒に並んで見てもイントロ部分から、大興奮。
タイトルシーンとメインテーマだけで、
嗚呼……感慨深い。
久々なので、ボクの方が郷愁に捕らわれる。
『貴種流離譚』の基本を説明してみたり。
ジョセフ・キャンベルの『千の顔を持つ英雄』
の構造を話したり、ボクの解説がうるさくなる。
しかし、ボクが部屋を出たら見るのを止めたとのこと。
ママ曰く、「『DUNE/デューン 砂の惑星』を友達と見に行ったばかりだから、ちゃちいんじゃないの?」とのこと。
そんな馬鹿な。
11時30分、
火消し娘さんと駅で待ち合わせ。
外は白い雪だ。
文禄堂へ。
『藝人春秋Diary』のPOPに手を入れる。
折れてきているものの背筋を伸ばしたり、
吹き出しを足したり。
その間に新刊4冊買ってしまう。
ランチ、山形料理の名店『まら』が昼営業がなく、
ステーキの『いずな』のランチへ。
相変わらずのマスターの毒舌ぶりを聞きつつ、
舌鼓。
POP拡散計画を練りながら。
解散。わざわざありがとう!!
アド街ック天国 雪が本降りに。
帰宅後、なかにし礼研究に取り掛かる。
最新刊(死後発掘されて)『血の歌』読了。
これは「問題小説」にふさわしい。
なにしろ、ドラマ「高校教師」で使われた
「ぼくたちの失敗」を歌っていた覆面歌手
「森田童子」は、あの「兄弟」で描かれた、
「兄」の娘だったという話なのだから。
なかにし礼さんは、
晩年、「サンデー毎日」
を主戦場にしていた。
そのサンデー毎日のボクの不定期連載、
「芸人余録」の
次の原稿の題名を
「なかにし礼とビートたけしとボク」
と決めて取り掛かる。
ビートたけしとの接点。
これはボクにしか書けないだろう。
なかにし礼の他作品も発掘。
小説をあまり読まないボクが
なかにし作品を愛好したのは、
自伝的であり、芸能界を舞台にしたものが
多いからだろう。
ビートたけし主演の『兄弟』も
映像を含めて取り出す。
雪が深々と降り積もり、
ジムに行く予定も不履行に。
新しいTVも、SPIDERと連携できておらず、
その回復が出来ない。
原稿を書き進める。
ファンの「意味なし芳一」さんが作った、
伊集院光のラジオ出演シーンの書き起こしが、
詳細で、解説付きで、素晴らしい。
こんなデジタルタトゥなら、
全身何箇所でも彫りまくって欲しい。
年始のお年玉記事だが、
旧知のモルモット吉田さんの
戦メリを掘り起こした記事も、
長大ではあるが、
小便ちびるほどに最高に面白い。
モルモットさんは、
以前にも、桑田佳祐VSビートたけしVS映画評論家・田山力哉
という忘れられた構図の文献を完全に調べて、
同テーマを追っていた、
ボクを悔しがらせた。
今回の「戦メリ」も、
自分史のなかで外せない事象なので、
調査に取り掛かっていたが先を越された。
しかも脱帽、最敬礼ものだ。
人間ドックの再検査を火曜日に決める。
娘が携帯を落として、その捜査が大変そう。
こんな雪の中を。
娘が心配でならない。
週刊文春の阿川佐和子さんの対談ゲストに
角川春樹さん登場。
日付が知りたくなる。
ボクのYouTubeのインタビューの前後、
何時だろう?
夜、ママが作った生姜焼きが美味そう。
ツイキャス、108日連続の45分。
今日は、村上龍、長谷川和彦、降旗康男などの話。
こういう話が楽屋で出来ないから、
同好の士と話せるツイキャスは貴重。
「イヤオウ!」も雪の夜に本領発揮の叫び。
11時には就寝。
明日は名古屋CBCで誠さんとラジオだが、
その前にバンクシー展に行けるかしら?