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習慣づくりのすゝめ

「昔から体育が不得意で、運動への苦手意識が強い。」そんな人は多いのではないだろうか。

かく言う私も、長年運動への苦手意識を持って生きてきた一人。

しかし、コロナ禍による外出制限やリモートワークにより、家から一歩も出ないという日々が続く中で、どんどんと体力が落ち、一方で体重は増え「運動しないと健康的にまずいよね?」という状況になってきた。

今まで体育以外の運動をほとんどやってこなかった私にとって、運動を習慣づけることは本当に大変だった。

1年かかって、ようやく今、運動の習慣が身に付いたといえるレベルに達している。
それまでの軌跡(挫折)を簡単に記録しておきたいと思う。

昨年の秋から冬

週1・2回程度、プールに通い始める。
行った後は身体がポカポカとしたり、翌日には筋肉痛も出て「運動してる感!」はでたものの、週1程度では習慣にはならず。今年の1月頃には第何派かのコロナの爆発的流行があり、プールに行くことを控えるように…。

今年の春から初夏

リモートワークが増えたので、特に用事がなくても1日3000歩は歩こう!!と決めて、仕事の後に少し遠目のスーパーに行ったり、プールも少し再開してみたり、、、1ヶ月半くらいはそんな日々が続いたものの、雨の日が多くなって散歩が億劫になってしまったり、またコロナも増えたのでプールもやめてしまい、これまた習慣にならず…。

今年の7月から8月

この頃からSwitchのフィットボクシングを始めた。Twitterで「Switchのリングフィットアドベンチャーをやって痩せました!」という呟きを見たのがキッカケだったと思う。リングフィットもいけど、どちらかというとフィットボクシングの方が気になるな…と思っていた私は、「フィットボクシング 痩せた」とかいうワードで呟きを検索して、フィットボクシングで痩せた人を見つけた。フィットボクシングでも痩せるのだ、なら興味ある方にしよう。そう思い、フィットボクシングを始めることになった。
始めた当初、わたしは張り切って毎日30分やったのだが、運動不足の私にはかなりハードだったらしく、すぐ体調を崩した。身体が回復していないうちに、身体にムチを打ってしまったからだった。回復後もやってはみたが、体調を崩した記憶が消さず、段々と頻度が減っていった。

今年の9月(転換期?)

そんなこんなしていたら、どんどん太っていった。今までと食生活は変わっていなかったのに、①殆ど家から出ない生活②ここ数年の積み重ね(?)、③太りやすい年齢になったことなど原因は色々とあるだろうが、衝撃的な体重を目にしてしまう。

「これはヤバい」

そう思った私は再び、フィットボクシングを手に取った。前回の反省点を活かし、「すぐに痩せること」ではなく、「運動を習慣づけること」を目的として、
①週2回、どんなに辛くてもちょっとだけはやる日を設ける。
②パートナーに運動報告をする。
といったことを守りながら、運動に取り組んだ。

それから、およそ3ヶ月(現在)

結果として、週4回程度のフィットボクシングの習慣が身に付いた。これは運動をほとんどやってこなかった私にとっては快挙である。
まだ劇的に痩せたりはしていないけれど、少しずつ身体が運動に慣れてきた感覚があるし、何より続けられたということが自己肯定感に繋がった。
運動は未だに得意ではないけれど、嫌いではないし、特別苦手意識もなくなってきたように思う。

おわりに 

運動だけではなく、大人になってから習慣を身に付けることは難しい。私の場合、一年かかって、やっとスタートラインに立ったぐらいの感覚ではある。それでも一年前の自分よりも成長しているのを感じる。私はだいぶ遠回りした方だと思うし、「真似したら上手くいくよ」といえるような成功例でも何でもないけれど、少しでも何かにチャレンジする人の励みになったら幸いである。



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