「できない部下」が「できる部下」になる方法
こんにちは。笑顔あふれる社会を築く!
感情コントロール専門家の杉山修です。
感情・言葉・態度・表情をベースとして自らが変化する支援を行ってます。
今回は40代女性の質問を取り上げてます。
【質問】
プロジェクトマネージャーをしています。部下のことで質問です。
リーダーを任している部下の仕事の仕方で悩んでいます。楽観的で「なんとかなる」という思考です。しかし、実際にはできていないことばかり。
先日もミスがあり、原因を把握するために「なぜミスをしたのか?」一緒に検討しましたが暖簾に腕押し状態です。このような部下に対し、どう対応すればいいですか?
【回答】
リーダーという役割を担っていても責任感、意識の欠如が感じられます。厳しく指導したところで期待する変化は得られないでしょう。
■問題志向から未来志向にシフトする
できていないこと、ミスをしたことに対し、過去に遡って振り返っても期待する回答を得ることは難しいでしょう。なぜなら、その時の状況を漠然としか認識していないからです。
では、どうするか?
<未来に向けた問いかけをする>
・同じミスをしないためにはどうすればいい?
・いつからできそう?
・できるようになるためにはどうすればいい?
・あなたが目指す理想のリーダーとは?
・理想と現実を埋めるために、まず最初にできることは何?
「できる」を前提に問いかけをしていきます。
この問いかけで部下は「できる」理由を頭で考えます。
「なぜできない?」の問いかけは「できない」理由を考えます。
未来志向で「できる部下」を育てていきましょう!
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。