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自慢したい革包丁のハナシ

革を切る専用の包丁があるんです。

革のことをやるまでは全然知らなかった。

僕が革のことをやり始めた時よりも格段に革包丁の種類も多くなっている昨今、心から欲しい、使いたいと思える革包丁に出逢いました。

出逢った時のハナシはこちら↓


今日はそんな革包丁のハナシです。

マニアックな話ですわ、時にはそれも良きとしましょうか。


島根県は出雲製の革包丁

鍛えられた跡が残る革包丁は佇まいからして 堪らない

つくる人の顔が浮かぶモノ 堪らない
 一つの道具としてのカッコ良さ

こういうものに出逢うと心が踊ります。
使い方?
こんな風に持って使います

日本の文化「引き切り」

革を切る時も引いて切ります。
西洋の革を切るナイフは押して切ります。
このへんの違いも面白きです
研ぎながら 研ぎながら
それは それは長く使えます
そういえば革の修行の初日に革包丁のケースを作って、研ぎ方を教えてもらったなー

なんて 昔のことを写真を見ながら思い出す。
柄の部分がむき出しだと持ちにくい
このままの方がカッコは良いけど、使いにくい

「仕事の道具は自分で改良」
これも先生に教えてもらったなー

なんてことも 思い出す
革を巻く
鑑賞用じゃなくて、使う道具ですからね
抜群に握りやすく、扱いやすくなった。

革包丁の利点のハナシ

黒い革を切る
黒い革の右側
このぐらいの幅を切るなら、カッターでも全然いけます
黒い革の右側
このぐらいの幅をカッターで切ろうとすると刃が逃げてしまって切れないことが多いですが
革包丁なら なんのその
極細の幅でもしっかり切れます
革包丁の多くは片刃仕様
革の切り口の断面も真っ直ぐに切るには、それこそ馴れが必要

一見簡単そうに見える真っ直ぐ切るということ
実はそれこそがなかなかに難しいことなのです

そんな革包丁
・研いで使うので長く使える
・幅が細い部分でもなんのそので切れる
・柄の部分を使って、叩いたり、磨いたりもできる
・革の厚みを薄くするのにも使える

お気に入りの革包丁が増えました。
研いで、研いで、しっかりと使っていく所存であります。

いやはや、マニアックな話でした。



なんなんだこのnoteは?

そうですね・・
革で何かを作ったりされる方以外には、
「へーそんなものもあるんだ」程度の話です。

はい

僕の心が踊ったカッコ良い道具、見て欲しかったんです・・

あなたの思うカッコ良い道具もいつか見せてくれ、
思いっきり僕に自慢してくれ、
そんな話は楽しくて良き安泰な時間を過ごせることは間違いないのです。

マニアックな話にお付き合いくださりありがとうございました。

また個人的に惹かれたモノや道具についても、書いていきたくなっちゃった。なっちゃったんなら、書かなきゃしょうがない。

書いたなら、読んでくれるのはきっとあなたである   はず。

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