躁になると小説家になることを夢見る(が決して小説は書かない)
こんにちは。にゃかです。本日2個目の日記です。
私は読書が趣味なのですが、なぜか躁状態になると「小説家になって大金持ちになりたい!」と思い始めます。
が、執筆をし始めても当然ながら躁状態のまとまらない頭で書き始めるので、まとまるわけがなく・・・いつも5行から10行ぐらいで挫折します。
本は好きですが、絶対に書く立場にはなれない。
そうわかっていても、躁状態になると小説家になる!と決意してしまうのです。
本当に小説が好きで、書くこともチャレンジしてみたいなら、躁じゃなくても普段余裕がある体調がいい時に、アイデア出ししてみたり試しに短編を書いてみたり出来ると思うんですよ。
でも、それらを一切せずに躁の時だけ小説家になることを夢見るのは明らかに双極性障害の「万能感」といった症状の一つかなあと。
双極性障害を発症した高校生の頃もとある学校に指定校推薦で行けそうだったのに、躁状態の私は「小説家になるなら絶対に早稲田大学しかない」と思い込み自宅浪人を決めた挙句浪人時代には鬱状態でとても受験どころではなく、ボロボロ。
こう振り返るともうずっと「小説家になりたい」という躁状態の妄想に取りつかれてるんだなと悲しくなってきます。
小説家になりたいんじゃなくて、小説家になって賞を取ってテレビや新聞に取り上げられて有名になりたい。それが躁状態の時の私の本当の夢です。
こんなゲスな夢、かなうわけないし、かなえたくない。大好きな小説をただの金儲けだけで書くなんて絶対やりたくない。
と、わりと平穏な今の私は思うのでした。
お金は大好きです。いっぱい稼ぎたいです。
でも、それって小説家にならなくたって叶うよって言いたい。
大人になってから沢山の好きなもの、やりたいことに囲まれている私。
語学や資格勉強、旦那さんとの生活、読書、などなど全部楽しみたい。
そこには小説家になりたいという夢の時のように、少しも「有名人になりたい」「目立ちたい」といった感情が無いのでとても楽です。
自分のペースでやりたいだけ、好きな時に出来るし。
ということで、小説家になりたい的なことをまた思うようになったら、軽躁のサインだと受け取って大人しく薬飲んでねます。
それではまたね~。