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隣りのものが見えることで、自分の世界が広がる
珍しく友人と2人で買い物。その理由は…
気がつけばクリスマスまであと10日という、年末感あふれる日曜日。
いつもならUber Eatsの配達員として足早に通過していくイオンモールに、本日は買い物客として訪れることになりました。
何回かこのnoteにも書いている、親子くらい年齢が離れた友人のKくんと一緒に買い物という、私にしては珍しく年末の日曜らしい過ごし方でした。
KくんがLINEのやり取りでワイヤレススピーカーと新しい靴がほしいと言ったのが始まりで、私は車で迎えに行って付き添いする形でした。
私といえば普段は1人で行動していて、ライフワークとライスワークと勉強と営業と寝ること以外に時間を使いたがらない性格です。
なのに、なぜ人と一緒に買い物などという、非効率なことをするのか?
あえて非効率なことをして、自分の世界を広げる
それは単にKくんが免許を持っていないからなのと、
実は私は自分の興味関心の範囲外に目がいかないタイプで、たまには人と行動を共にしないと自分の見えている世界が広がらないからなのです。
例えばワイヤレススピーカーを探しに家電量販店に入ったときは、すぐには店員に「ワイヤレススピーカーはどこにありますか?」訊かず、わざわざ店内全ての棚を見て回り、最新式の各家電にどんな機能がついているのか等々観察したりしました。1人で短時間で買い物を済ませたいときは、そんなことはしません。
靴屋に入ったときは、Kくんが買ったのと同じシリーズのものを私も試しに買いました。
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バナナマン日村がCMに出ているやつです。
私は全身ワークマン人間で普段は安価な作業靴しか履いていなかったので、5桁円する靴の履き心地に驚きました。予定になかった出費ですが、次に都内に出かけるときは歩き疲れ防止になりそうで楽しみです。
現代社会ではだいたいのものがAmazonや楽天で買えて、店舗に行かなくても家まで届けくのが当たり前になりました。1人でできるし、早くて便利。とはいえ反面、それではどこか寂しい、便利すぎて味がない気がしていました。
その寂しさや味気なさは何かというと、自分が能動的にクリックした商品しか表示されないので(レコメンドされるのも似たような商品ばかりなので)、商品は手元には届けども、ある程度予想された範囲の出会いや発見しか得られない寂しさだと思います。
趣味嗜好の異なる人と一緒にリアル店舗に行けば、
隣の棚の商品が視界に入ったり、
友人の好みに合わせて買ったものが意外と良かったり、
店員と話してまた少し詳しくなったり、
等々、予期せぬ出会いがあります。
自分の隣に別の人がいる状況や、隣のものが目に入る状況は、ほどよく作っといた方がいいなと思った1日でした。