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歴史をさかのぼると近所にザビエルが布教していた話【山口県山口市】

いきなり創業400年の酒蔵代表になった元普通の主婦、宮崎朋香です。
急死した弟が必死で復活させた酒を守るため、山口県山口市の商店街の酒蔵で代表をしています。

noteでは、いきなり社長にならざるをえなかった時のドタバタした話や、お酒造りの話、山口のいいところ、趣味の話などを書いていきます。

今回のお話は、歴史をさかのぼると近所にザビエルが布教していた話です。
私が山口市にずっと住んでいながら…
フランシスコ・ザビエルは、ザビエル記念聖堂くらいのイメージで、布教活動を山口に来てしたという情報量しか知りませんでした。

たまたま、何かの時にうちの長男が、うちの店の前に銅版があってそこに、サビエルがこの地で布教したと書いてあるやろと言われたことに驚いたのです!

おかんは、そんなん知らんけど

フロイス日本史第11巻78章(第2部123章
山口において、司祭や修道士たちが同市を立ち去った後に生じた幾つかの顕著なことについて

(前路)山口の我らの教会の正面に、釈迦を拝む本圀寺という法華宗の僧院がある。異教徒たちには我らの四旬節にあたる彼岸という時期があるが、年間のその時期になると、おびただしい数の聴者が寺院を訪れて喜捨を行ない
その他の寺院にも参詣する(後路)

って書いてあるんです。
これがね、本当にうちのお店の目の前のコープさんの横にあったことすら知らないという。息子に言われて、そうなんや
あらためて見に行きました!

本圀寺の前にあります

ちょうど、この本圀寺の目の前に銅版の説明書きがあるんです。

大道寺について
フランシスコ・ザビエルが布教した時の絵

大道寺について
大道寺とは、天文21年(西層1552年)、大内義長が山口にいたキリスト教営教師に対して、教会の設立を許可した書状に記された寺院(教会)の名前である大道寺があった場所については、2つの説が知られる。ひとつは金古曽町にあるサビエル公園付近で、もうひとつがここ道場門前の本圀寺付近である。

諸説あるようですが、もしかしたら
ここで、フランシスコ・ザビエルが布教活動してたのねと思うとなんか想像してしまってワクワクしませんか?

こんなに近くなのに、知らないという恥ずかしいというか…
お粗末な話ですけど、こんな所もあるんだよと
何かに残したいなと思いこれに書いた次第です。

山口市って意外とあるんですけど、私も知らない事が多すぎるので、発掘していけたらいいなと思いました。

山城屋酒造は、女性が気軽に日本酒を飲むきっかけをつくりたい!と、 山口テロワールを大事に田植えから酒造りをしています。
山口の豊かな自然の中で育んだ米と水をつかい、山口県産にこだわった日本酒を造っています。山城屋のお酒があなたの笑顔のきっかけになりますように。

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