そもそも胃腸って何を指すの??
私は愛知県あま市で鍼灸院を営んでいる杉山英照。
みんなからすぎさんと呼ばれています。
普段は自律神経失調症やお腹のお悩みで悩まれている患者さんをみることが多いです。
そこで気になったことがあります。
それは、みなさん。
意外に胃腸って知ってるようで知らないことが多いんだなと。
そりゃそうですよね。
僕だってまだまだ「へぇ〜、そうだったんだ💡」なんてことよくあります。
このnoteでは"そもそも"をテーマに胃腸のことをお話ししていきます。
胃腸はどこのことを言うの?
胃腸って実はですね。
ある地下鉄の一部分だと思ってください。
ここに名古屋市営地下鉄の路線図を出しました。
例えば図の黄色い線。
ここを地下鉄東山線と言います。
胃腸ってひとくくりにしちゃうと胃と腸のことだと思うので、この黄色い東山線で言えば名古屋から本山くらいまでのエリアのことを言います。
食べ物を運ぶ線路=消化管
いきなり地下鉄の話が出てきましたが、胃腸はある線路の一部分なんです。
つまり、線路ですから始点があり、終点があります。
その線路とは、食べ物を運ぶ一本の管。
消化管です。
消化管とは食べ物が通る管。
その道のりは口腔(始点)→食道→胃→小腸→大腸→直腸→肛門(終点)となってます。
胃腸はその一部分なんです。
消化管の役割
ここでは消化管の役割を説明します。
もちろんお肉を食べてお肉のまま肛門から出てくるわけありません。
口に入れて、細かく砕き、消化液で小さくして、吸収しやすくします。
それを消化と呼びます。
消化管はその消化を始め、栄養の吸収と排泄まで行う9mにも及ぶ一本の管です。
簡単にできる胃腸ケア
実は口に物を入れた時点で消化は始まってます。
入り口の時点で細かくしてあげれば胃腸にかかる負担は減ってきます。
つまり、工程の最初の時点で胃腸の仕事を減らしてあげるわけです。
それをするにはどうしたらいいか?
よく噛むことです。
噛むことは唯一能動的にできる消化です。
よく噛めば胃腸の負担も減り、さらにセロトニンも出ますのでオススメです。
1回30噛み以上が理想です。
まとめ
胃腸とは消化管と呼ばれる地下鉄の一部分。
その消化管は消化、栄養の吸収、便の排泄を行う。
よく噛めば胃腸への負担が減る。
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