123*ごめん、いま猫でいそがしい(クロきび2019)有り余る富
まんが『くるねこ』一巻の中で、「あっしは実の子じゃないんでしょう」「それはそうだけど」という黒猫のくろぼんと作者のやりとりがある。ここを読み返すと、いつもぐっとくる。そう、実の子でもないのに、どうしてこうも一緒に暮らす生きものが愛しく特別に思えてしまうのだろう。我が家でも、あっしは猫じゃないんでしょう、とでも言いたげなクロちゃんときびちゃんである。本名はクロマティときびじろうだが、病院に行ったときしか本名は思い出さない。実の兄弟ではないが、そこそこ仲はいい、この感じ。兄弟弟子。黒猫四段とキジトラ四段。プロ猫になって間もない。できるかぎり長生きして、黒猫名人とキジトラ名人になってもらいたい。
ところで、髪を切りにいった。肩まで伸びていたのだが、ひさびさのショート。首まわりが暑くて耐えられなかったのだ。いつも行く美容院のお姉さんの実家で生まれた子猫六匹は三匹もらわれていき、実家に三匹残ったそうだ。ところが、一匹の子猫が新たに迷いこんできたので、二匹は自分が引き取るつもりだという。お金持ちだったら、全部引き取りたい、というので、わかる、と思った。私も本当は姉妹の猫もいたらいいなと思うのだけど、災害のときや老後の暮らしを思うと不安だ。将来的には預かりボランティアなら出来るかもとは思っている。いまは地元の動物保護団体に、毎月、身の丈に合ったほんのわずかな寄付をしているくらい。美容院のお姉さんも動物病院で同じ動物保護団体の募金箱を見かけたら、必ず募金をするといっていた。動物保護団体によっては、ふるさと納税という形で寄付できるところもあるみたいなので、有り余る富を持っている人は、ぜひとも動物の保護とか、困っている子供や老若男女のためとか、出身地の廃れた商店街がにぎわうためとかに、使ってもらいたい。だって、使いきれないくらいのお金って、使い切れないんだから、持っている意味なくないですか。
ずばっと↑黒い手というか、足というか
一部始終を↑じいいいいと見ている、きび
臨戦↑
こうなる↑さだめ