114*ごめん、いま猫でいそがしい(クロきび2019)令和の、昭和の子
昔は明治生まれの老人が、ざらにいた。大正生まれだと、もっといた。昭和生まれは老若男女バラエティに富んでいた。そして、ここにきての令和。あいだに平成が30年以上もあったなんて驚きだ。やたらと楽観的に、ぼんやりしていたために、気づくと世の中が変なほうに向かっている。
クロきびには、いまだに、ちゅーるを食べさせたことがない。あの独特の享楽的な感じが、なんとなく不安なのだ。来たるべき、とっておきの、いつか。それは、いつなのかわからないが、そのために、とってある。基本的に、おやつは歯によいものを、たまに、あげている。主に、こちらが後ろめたい場合。留守番が長時間になるとか。デンタルにぼし、というおやつがあって、にぼしに、歯をスクラブする、なにかが入っている。このデンタルにぼしを冷蔵庫から取り出しただけで、クロもきびも、狂おしいほどに喜んで、にゃあにゃあ鳴く。しっぽの先なんか少しだけ曲がって、ふるふる震えている。小さな、にぼし一匹ずつで、こんなにも喜ぶクロきびが、ちょっと哀れで、かなり、かわいい。
本日も狙い中の、きび↑
眼に本気が宿った!↑
本気と書いてマジは↑かなり死語ですか?
クロちゃん高みの見物中↑