ブログを始めるきっかけ

はじめまして、Sugiと申します。

僕は英語が大好きで、とくに『日→英、英→日』の翻訳の中でも言語の世界観をくずさずに表している訳に出会うと全身がふるえるくらい感動します!

このブログではYouTubeにある『日本語の曲の英語版』の解説をしていきます。

英語力をつけるには、速読、多読、とにかく経験とスピード!

といわれることが多い中、あえて一つの曲、一つの歌詞をじっくり吟味していきます。

英語を勉強している方には、新しい発見や知識の深まりを。
英語の勉強を始めたい方には、じっくり学ぶ楽しさを。
味わっていただけたら幸いです。

英語の表現の感動を何とかして興味がある人に伝えたい!

そんな気持ちで、気長にやっていきたいと考えています。

今まで何人かの人に表現のすごさを口や文字で簡単に説明したことがあるんですが、なかなか伝わらないんです(泣)


本当に伝わらないんです(大泣)


その人たちにも伝えたいし、英語オタクの人から英語ができるようになりたいけど何をすればいいか迷っている人まで、誰か一人でもいいので伝わったらうれしいです笑


すばらしい翻訳には、表現のちがい、文化、歴史、捉え方、言葉の使い方などさまざまな観点が見え隠れします。

言語はこんなに奥が深いんだ。
言語がちがうとものの見え方がこんなにもちがうんだ。

何か得るものがあれば幸いです。


前置きが長くなりましたが、じつはこのブログを始めるきっかけになった動画があります。

『紅蓮華』の英語版を自分で翻訳して自分で歌ったVtuberのクレア先生を知っていますか?

動画はこれです↓↓↓

初めて聞いたとき、感動しまくって本当に全身がふるえました!!!

感動のあまり、日本語の曲をきれいな英語に翻訳することがどれだけ難しくて、クレア先生の訳がどれだけの配慮がされているのか、思いのたけをまとめました。

そうすると、多くの反響があり、今日の時点で
いいね4391✨ 返信137件(半分は僕の返信です笑)
を頂きました!!!

※ギターの動画も上げています笑

自分の想いをつづったらこんなにも反響があり、びっくりしました。
そして、これは発信する価値がありそうだと思ったので、重い腰を上げて投稿してみることにしました。

今思えばもっとうまい書き方があると思う箇所もありますが、それは今後の投稿で発揮できたらと思います。

かなり固い内容になってしまったので、最後の最後に一番の心の叫びをおもらししてしまったことで、多くのコメントが頂けたというのもあります。
狙ってできるものではないですけどね笑

こんないきさつから、日本語の曲の英語版の解説ブログ『英訳邦楽ラボ』を始めます!


せっかくなので、ここからはYouTubeの動画に書いたコメントの全文を載せます。

感想や、まちがいの訂正等大歓迎です!それではまた次の投稿で!

↓↓↓


邦楽の英訳がどれだけすごいか語ります!

【歌を英訳するために必要なこと】
前提: とくに紅蓮華のように、伸ばす音が多く日本語としての文字数が少ない曲は、英語にすると明らかに伸ばしまくる単語が増えてしまい超絶ダサくなります。

例)運命を照らして (直訳: Light my fate)
⇨音に合わせると ▶ら〜いとま〜〜い、ふぇいと
もっと英語っぽくすると ▶ら〜〜〜いっま〜〜い、ふぇ〜えいっ
英訳: With your blazing torch, light my fate
(直訳: あなたの燃え盛る松明で、僕の運命を照らせしてくれ)
⇨つまり、日本語の歌詞に書いてないことまで訳して、 ※世界観を壊さずに※ 単語を増やす必要があります。
それだけでもかなりの忍耐力がいる試行錯誤の繰り返しになります。

具体的には
①歌詞の背景まで言葉にする
②かつ韻を踏む(区切り毎の最後の発音がだいたい同じにさせる→中国の漢詩にもありますね)
③できるかぎり世界観を同じにして、むしろ詳しい説明を付け加える形で言葉を増やす
④単語を盛り込んでもスッキリ聞こえる音の羅列とリズム感
⑤同じ言葉や言い回しを防ぐために、いろんな表現を織り交ぜる

しかも、この曲に関しては ほとんど主語が「僕」なので、 直訳すると I を大量に使うことになります。
するととってもダサくなります笑
そこで上手く主語を変え、my meなどを用いて、耳に入る音の飽きを防いでいます。
同じことは西野カナの「トリセツ」でも言えます。
訳した人は本当にすごいです。

ここは主観的な予想(余談)ですが、「僕」の大量発生を防ぐために英語の曲はそもそも多様な主語を用いて歌詞を作っているんじゃないかと思います。

話は戻って、世界観を壊さずにむしろイメージをより豊かになるような言葉を選ぶためには、 単に辞書に出てくる言葉を使えばよいと言うわけではなく、それぞれの言語に合う言葉の組み合わせが必要になるので、日本語と英語の両方の使い方に慣れていたほうが、より洗練された訳を作ることができます。
つまり、翻訳がクレア先生となっていることから、このレベルの訳を自力で作れるくらいの双方の語学力をもっていながら、歌っているということになります!
長くなりましたが、結局のところ、言いたいことは

クレア先生はかわいい(*´∀`)笑

マ〜ジかわいい(*´ω`*)



心の声がもれちゃいました笑
ここまで読んでくださって本当にありがとうございます!!

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