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今日の一枚〜カーネーション『YOUNG WISE MEN』

 昨夜は自室に戻って最初に引っ張り出したのはNOBODYのTDKコア時代のベスト盤、『NOBODY COLLECTION 1982〜1985』でした。
ちなみにタワーレコードの新潟店で買った2023年盤でしたね。
NOBODYのハミングバード盤を最近手に入れることができそうなので、聴き直してました。

 ならNOBODYについて書けよ、という話なんですが、購入した時既に記事をかいてますから、その次に聴いたアルバムにします。
じゃ、行ってみよー。

・カーネーション『YOUNG WISE MEN』(compactron-51/メトロトロン)

 昨夜、聴いたのはカーネーションのファースト・フル・アルバム『YOUNG WISE MEN』でした。
カーネーションの初期作品をまとめたボックスを買ってないので、このアルバムで一番いい音で聴けるのはデジパック盤なんですよね。うーむ。
GRANDFATHERSを聴いたばかりなので、カーネーション聴いてみるか、となったわけなんですよ。

 カーネーションのCDは割と持っていますが、一番好きで聴いているのはこれか、政風会との『DUCK BOAT』なんですよね。多分、これからも。
発売当時はアナログ盤のみのリリースで、CD化されたのは1989年でした。
アパートにはアナログ・プレイヤーがなかったので、友達に頼んでカセットにダビングしてもらったものを延々と聴いてました。
CD化された時はまさにサルのように聴いてた記憶があります。

 カーネーションのフリーペーパー「カーネーションの素」も持ってたはずですが、引っ越しの際失くしたのが残念です。
小西康陽さんのコメントがあったことははっきり覚えている以外は内容忘れてしまいましたが。

 彼らのライヴで印象的なのは鈴木博文さんの『WAN GAN KING』の発売記念だったから、1987年10月の渋谷LIVE INNですね。
その時にはこのアルバムのメンバー編成になっていたんですよ。
その前に観た時は1987年5月のアートコンサートで、あがた森魚さんと鈴木慶一さんのサポートで参加していて、キーボードレスの編成でペダル・スティールに駒沢裕城さんが参加していたはずです。懐かしい。

 LIVE INNの時はこのアルバムの曲中心で、随分骨太になったと思った私です。
鈴木博文さんとの相性があまりによかったので、博文さんと彼らのツアーもあったんですよ。
新宿の日清パワーステーションで観た時も素晴らしかったのですが、一緒に観ていた師匠核のSさんがアンコールの「夜の煙突」が終わって「これ、いい曲だな」と呟いたのを覚えてます。

 このアルバムといえばタイトル曲の「YOUNG WISE MEN」と「ごきげんいかが工場長」がとにかく好きでしたね。
あと「駅前喫茶」や「いろいろあるさ」辺りもよく聴いてました。
特に前者は直枝(政太郎さん、当時)じゃなくて、棚谷さんと馬田さんがヴォーカルだったのが新鮮でしたし。

 直枝さんはあの時期。松尾清憲さんのライヴのサポートをしていて、「渚にて」(作詞が直枝さん)をデュエットしていたり、現在まで未発表の「パレード」でも歌詞を担当してましたね。

 カーネーションとGRANDFATHERSの対バンを観たのは1989年だったのかな(多分12月10日)?
egg-manでしたが、裏でピチカート・ファイヴが恵比寿ファクトリーでライヴやっていて、田島貴男さんがヴォーカル時代のライヴを見逃した数少ないライヴなのでした。
確か鈴木秀明さんがドラムスだったGRANDFATHERSのライヴを私が観たのは最後だったかと。

 私がカーネーションのことをあまり書いたり、話したりしないのはこのアルバムと『DUCK BOAT』があまりに好きすぎて、メンバーの変遷やその後の好きな彼らのアルバムとの整合性が取れないからなんですよ。難しい。。

 久々に通して聴いてみて、やっぱりこのアルバム大好きだということと、もっといい音で聴きたいな、ということでした。
アーリーイヤーズのボックス探すしかないでしょうね。頑張ります。
今日はこんなところで。

 ではまたー。

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