今日のCD〜佐野元春・杉真理・大滝詠一『ナイアガラトライアングルvol.2 40th Anniversary Edition』
実は最近、ナイアガラトライアングルvol.2の40th Anniversary VOXの未開封を定価の半分以下で入手することができまして、ずーっと部屋に籠もって聴いていたら、既に持っていた通常盤の大滝詠一さん、杉真理さんと佐野元春さんの鼎談を聴きたくなってしまったわけです。
衆議院選挙投票日の翌朝、聴いていたら色々と思い出してしまったので、ここに書いておきます。
じゃ、行ってみよー。
・佐野元春・杉真理・大滝詠一『ナイアガラトライアングルvol.2 40th Anniversary Edition』(SRCL12310〜1/ソニーミュージック)
久しぶりに聴いてみたのは『ナイアガラトライアングルvol.2』の本編ではなく、ボーナス・ディスクに収録されているラジオ番組「スピーチ・バルーン2012」でした。
そうしたら、このnoteを始めたきっかけやら、配信番組にコメントをしていたことを思い出して、この記事を書き出したというわけです。
ナイアガラトライアングルやナイアガラレーベルというか、大滝詠一さんは縁を重視する方だったわけでして、「スピーチ・バルーン2012」の中でも『ロング・バケイション』のリリース前年の1980年に関連するアーティストがリリース・ラッシュの時期だったことを語っています。
その流れに関連して、佐野元春さんと大滝詠一さんとの重要な関わりに林美雄さんの「ユアヒットしないパレード」の話題が出てきますよね。
「ユアヒットしないパレード」というのは「パック・イン・ミュージック」の人気コーナーでして、林さんの「パック・イン・ミュージック」について「月刊すばる」に柳澤健さんが連載していたわけなんですが、「ユアヒットしないパレード」について資料提供したのが水道橋博士だったのです。
数年前にツイキャスで博士が配信していた際に博士の音楽的好みを知ってかなり私と共通していてビックリしたわけなんですが、そのベースの中に「ユアヒットしないパレード」が含まれているのは明らかだと気づいたからです。
ムーンライダーズやPANTA&HAL、RCサクセション辺りのフェイバリットについて語るのは1980年前後の作品が多いこともわかりましたし。
大滝詠一さん宅に高田文夫さんや浅草キッドの相方、玉袋筋太郎さんと伺った際のエピソードも知っていましたからね、ものすごくシンパシーを抱いた私です。
ツイキャスの配信についてはかなり力を入れて聴いていたわけなんですが、その流れで博士関連のイベントに上京して参加するようになりました。
配信番組がツイキャスからYouTubeに移行してからも音楽の話題が出るたびにコメントするようになったわけですよ。
自分なりに音楽や音楽雑誌、演芸関連の資料を持ってましたから、博士の配信番組やイベントに参加することは重要なことでした。
私が体調を崩す前の話です。
今年春に体調が悪化して一月位入院してからはひたすらリハビリに励んでいまして、なんとか通常の生活を送れるように努力しているところです。
話を戻しますと、博士の週刊文春での連載にイラストを描いていた江口寿史さんは「ストップ!ひばりくん」に佐野くんというモジャモジャ頭のキャラクターを登場させたり、キャンプファイアーで歌っていた曲が杉さんの「夢見る渚」だったりということや、参議院選挙戦中に博士と佐野さんの出会いがあったりしたわけです。
細かいエピソードはそれこそ山のようにありまして、今朝CDを聴いていたら「(爆笑問題の)太田光は(杉真理さんの)“NOBODY"が好きなんだよ。(爆笑問題の)田中くんは佐野くんの熱烈なファンだし」という言葉で私のスイッチが入ってしまったわけですよ。
縁ということでいえば、佐野さんがブレイクするきっかけのひとつである(と私は思う)雑誌「ミュージック・ステディ」を私は研究していたり、大滝詠一さんにとって重要なギタリスト村松邦男さんの熱心なファン(自分で言ってしまいますが)という私が、博士と佐野さんの対談を熱望するのは当然のことに思うわけです。
もう少し細かい部分までこの記事で書こうと思ってましたが、それには私の体力がまだついていかないわけです。すみません。
でもその気持ちを理解してくださる方が一人でもいてくだされば嬉しいです。
ではまたー。