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ケースから一掴みの5曲~泉谷しげる編。
最近、部屋にあるCDの整理を延々とやってまして、30枚弱入るケースにアーティストや関連CDを分類しながらという感じです。
そんなこともあって新企画を立ち上げます。
まとまって置いている好きなアーティストのCDから5曲を選んでリストアップしていきますね。名付けてケースから一掴み(?)。
ただ、これはベスト5ではなく、その時の気分で選ぶことにしますね。
曲順も好きな順位じゃないですよ、こう並べたらいいかな?と思った曲順です。
そんなわけで、こういう企画の最初には泉谷しげるさんしかないでしょう。
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・泉谷しげる「果てしなき欲望」
ミニ・アルバム『スカーピープル』(VDR-4001/ビクター)
画像をタップすると、以前書いた「果てしなき欲望」についての記事を読むことができます。
この曲の詳細については以前書いた「隠れ名曲、名演コレクションの泉谷しげる/果てしなき欲望」を読んでください。
この曲を初めて聴いたのはT2スタジオで1986年に泉谷さんが一週間だったかな?ライヴをやった時なんですよね。
日替わりのゲストが忌野さんと仲井戸麗市さんの時に観たのでして、ライヴの最後の最後にやってから、客出しの時にレコードのヴァージョンが流れた記憶があります。
とにかくメチャクチャいい曲じゃん!となって、発売を待ったらアナログ盤だけだったという。。
追加情報としては『吠えるバラッド』の紙ジャケット盤は一番最近に流通しているもののボーナス・トラックは「野生のバラッド(シングル・ヴァージョン)」や「眠れない夜(ライヴ・ヴァージョン)」に「美人は頭脳から生まれる」になっている模様です。
正確な情報を書きますと、『吠えるバラッド+スカーピープル』で発売されたのはタワー・レコードで正しいのですが、ジュエル・ケースでの再発だった模様です。
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・泉谷しげる「裸の街」
ライヴ・アルバム『REAL TIME』(3113-27/ポリドール)
初CD化のアイテム。大胆に編集された12曲入。
この曲のオリジナルは『80のバラッド』に収録されてまして、オリジナルに近い仕上がりのライヴ・ヴァージョンは『オールナイト・ライブ』に収録されています。
このアルバムは『オールナイト・ライブ』と半分のメンバーが重複してますが、リアルフィッシュの矢口博康さんがサックスで、福原まりさんがキーボード、ソロ・アーティストの鈴木さえ子さんがドラムスで参加するようになりました。
このヴァージョンの洗練され具合はメンバーが交代したことと、泉谷さんのヴォーカルも絶好調だったことがあると思います。
LOSER時代はキーボード・プレイヤーがいなかったこともあって、ほとんど演奏されなかったのが残念な曲ですね。
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・泉谷しげる(下郎)「1900'S(ライヴ・ヴァージョン)」
『ケースバイケース(1987~1991)』(VICL-257/ビクター)
この曲のオリジナル・ヴァージョンはポリドール時代のアルバム『エレベータ』に収録されています。
基本的にはこのヴァージョンはオリジナルと近い仕上がりです。
下郎のメンバーは(変名を使ってましたが)泉谷しげるさん、藤沼伸一さんに下山淳さん、Dr.Kyonという顔ぶれでした。
キーボードにリクオさんが参加したこともありましたね。
確かこの曲、ライヴ・ビデオ『EVIL LIVE』のエンディングで使われていた記憶があります。
ベスト盤に変則的な形ですが収録されているということは泉谷さんにとっても思い入れがある曲なのでしょう。
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・泉谷しげる「火の鳥」
『IZUMIYA SELF COVERS』(VDR-1572/ビクター)
この曲は色々なヴァージョンがありますが、個人的にはビクター時代の『IZUMIYA SELF COVERS』からのが一番好きです。
LOSERがかつてのレパートリーを再録したアルバムですが、この曲には鮎川誠さんと多分SIONさんが参加してますね。
ライヴでは泉谷さんのギターで始まることが多いんですが、これもとんでもなく素晴らしいです。
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・泉谷しげる「電光石火に銀の靴」
『泉谷しげるVOL.2 眠れない夜~火の鳥』(FLCT-4/フォーライフ)
泉谷さんのフォーライフ時代最後のアルバム『光石の巨人』収録曲です。
このアルバムがとにかく好きなんですよね。整理されていないエネルギーがあって。
この曲が印象的に使われている映画「狂い咲きサンダーロード」も大好きです。
初めて観た時、PANTA&HALと泉谷さんが使われていることにメチャクチャ感動したんですよ。
フォーライフ時代のベスト盤は『DAY BY DAY』も持っていますが、多分通販限定のこのCDの方が音が好みだったりします。
という感じで、1回目やってみました。いかがだったでしょうか。
5回くらいやってみて続けられるか考えてみたいと思っています。そんな感じですね。
ではまたー。