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2023年最後の収穫〜宗像明将「72年間のTOKYO、鈴木慶一の記憶」

 X(旧Twitter)でムーンライダーズのライヴのレポートをチェックしていて、この本が発売されたことを知った私ですよ。
昨日、ネット通販で注文したら、割とあっさり今日の昼過ぎに到着して、これまで読んでいたというわけです。
で、読んでいたら、メチャクチャ集中して読んだからか、2時間足らずで読み終えましたよ。
本当なら今日は2023年の総括めいたことを書く予定だったわけですが、とにかくこの本を読んだこと優先で行こうと判断したわけですね。
じゃ、行ってみよー。

・宗像明将「72年間のTOKYO、鈴木慶一の記憶」(blueprint)

 宗像さんとは何度か会っているし、立ち話程度の会話はしていますが、多分宗像さんは私を認識してはいないでしょうね。
ま、それはともかく、この本ははちみつぱい〜ムーンライダーズのファンである私に届く内容でした。
はちみつぱい以前のあがた森魚さんや斉藤哲夫さんとの関わりだったり、はちみつぱいの活動について様々な雑誌や書籍で語られている内容が整理されて集約されていることに感動してしまいましたね。
ムーンライダーズ以前の活動について、これから知りたい方々に推薦するとしたら、迷わずこの本を勧めます。

 あまりにも長く深い話が続くので、インタビュアーとしての宗像さんの凄さとはちみつぱい〜ムーンライダーズの活動についての考察の深さが素晴らしいです。
ムーンライダーズの表にしなかった経済的な部分や関係してきた方々とのやりとりなど、これは本当に読んでもらうしかないわけで。

 北野武監督作品との関わり具合など、水道橋博士の感想も聞きたくなる内容でした。
2023年には音楽関連の本を色々買いましたが、一番衝撃の内容だったかもしれませんね。
にしても疲れました。それだけ濃い内容でした。

 ではまたー。

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