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今日の一枚〜カーネーション『エレキング+5』

 部屋にあるCDの整理を延々とやってまして、カーネーションはほぼ見つかって同じCDケースに入れてます。
ちなみに見つからないのは『YOUNG WISE MEN』なのですが、これがなかなか見つからないのでした。
カーネーションで好きなアルバムは割と初期に集中していますが、これもかなり初期に入りますね。
じゃ、行ってみよー。

・カーネーション『エレキング+5』(TKCH-71481/徳間ジャパン)

 このアルバムのオリジナル盤は1991年発売でしたね。
発売記念ライヴは日清パワーステーションだったんですが、同じ日の渋谷クラブクアトロはフィッシュマンズでした。
実はギリギリまで迷ってまして、もしかしたらゲストに(アルバムにも参加している)森高千里さんが出るかも?とか思った結果、カーネーションを選びました(ちなみに森高さんは出演しませんでした)。

 ライヴ(及びCD)にはブリジット・バンビーズというコーラスが入ってたんですよね。懐かしい。
さいとうみわこさん、美尾洋乃さんに吉原真理さんだったと記憶してます。
ちなみに吉原さんは当時カーネーションが所属していた事務所の社長さんだったような。

 ギターがバンドウジローさんから鳥羽修さんに交代してから初めてのアルバムでしたが、とにかくすごいギタリストが入ったという印象があって、しかも私と同世代と知って更にビックリしましたね。

 アルバムについて話すと、冒頭の「からまわる世界」がメチャクチャ大好きで、歩きながら口の中でいつも転がしていました。
ライヴで少し前から演奏していた「マイ・フェイヴァリット・ボート」や「テレフォン・ガール」も気に入ってましたし、森高千里さんに書いた「はだかにはさせない」のセルフカヴァーや森高さんが参加した「モーレツな人 モーレツな恋」も最高でしたね。

 矢部浩志さんが書いた「悲しきめまい」や棚谷祐一さんの「王様の庭」もすごかったし、ライヴで盛り上がる「ロック・ゾンビ」や「ハレハレハレ」も入っていたわけですからね。
いつも通勤時のヘッドフォン・ステレオ用にカセット・テープを持ち歩いていました。
まだポータブルCDプレイヤーが分厚くて重かった頃てしたから、カセットが主役でしたよ。

 ちなみに当時は会社勤めしていて、ステレオ売場にいたので、好きな音楽を流していた私です。
まー、退職直前で半分ヤケになっていた記憶もありますが。

 カーネーションとモスキートの渋谷エッグマンでのライヴを観て、いつ辞めるかを悩んでいた自分に踏ん切りを付けたような?そんな記憶もあります。
その後、ムーンライダーズのパワーステーションでのライヴを観て退職願いを出したような。今では曖昧になってますが。

 まだバブル崩壊前でなんとかなるだろ?と甘い考えで過ごした時期の話です。
なんだかんだで適当に過ごしてしまう日々が延々と続くのはまた別の話。


 ではまたー。

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