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今日の一枚〜加藤和彦『うたかたのオペラ』

 今日は上京する予定を立てていましたが、地元ラジオ番組の公開放送の抽選にハズレたということで、ある意味目的を失ってしまったわけです。
代替案として地元では上映終了した映画「トノバン」を観てから、村松邦男さん出演のイベントに参加することを考えました。
が、検索してみると上映館や時間を考えるとなかなか条件に合うものがない、と上京自体を断念しました。
実は視力がメチャクチャ落ちてしまっていたり、療養生活がそれなりに上手くいってまして、イベント参加によって、それが崩れてしまうことを恐れてしまったわけなんですねー。すみません。
昨夜、そんなことを考えながら聴いたり一枚です。
ジャ。行ってみよー。

・加藤和彦『うたかたのオペラ』(COCP-39095/コロムビア  OMAGATOKI)

 このアルバムのオリジナル盤は1980年発売で、この歯車のジャケットは何種類も存在し、シングル盤がボーナス・ディスクと付属していたことがメチャクチャ刺激的に感じて、所謂ヨーロッパ三部作では一番大好きでしたね。
シングル・カットされた「ルムバ・アメリカン」や「ラジオ・キャバレー」に「絹のシャツを着た女」がとにかく好きだったんですよ。
「絹のシャツを着た女」は化粧品のCMソングに使われていて、ラジオでもよく聴いてました。
テレビの人気番組「夜のヒットスタジオ」出演時にはレコーディング・メンバーであるほぼYMOではなく、ムーンライダーズ(多分鈴木慶一さん抜きの編成)を従えての出演で、リアルタイムで見ていた私は声をあげてしまった記憶があります。
ちなみに加藤和彦さんは竹内まりやさんと司会をしていたテレビ番組「アップルハウス」では加藤さん、竹内まりやさんに高中正義さんの3人プラスムーンライダーズのリズムセクション(ドラムスかしぶち哲郎さん、ベースに鈴木博文さん、ギター白井良明さん、キーボードい岡田徹さん)でサディスティックミカバンドの「サイクリング・ブギ」を演奏しています。

 この『うたかたのオペラ』はオリジナルのアナログ盤はワーナーパイオニアから発売されて、初CD化は東芝EMIでジャケットを変更して、その次がOMAGATOKIの紙ジャケット盤に8cmシングル付の複数ジャケットだったはず。その後リットーミュージックからの3枚組かな。
初CD化盤と紙ジャケット盤はリミックスだったから、今となっては珍しくなったかもしれませんね。
リミックス・ヴァージョンの方が好きという方は少なくないはずです。

 加藤和彦さんがテクノ・ニューウェイヴ時期にプロデュースした作品や、加藤さん自身の作品が再評価されていますが、もっともっと注目されるべきでしょう。
映画「トノバン」が公開されたり、関連作品が再発されてますから、この時期は逃さずに色々と出してほしいものです。

 ではまたー。

 


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