My Favorite Best Album〜スペクトラム『ゴールデン・ベスト スペクトラム-レジェンド-』
入院したり体調不良の時期が長引いてしまっていて、これまでベスト盤を持っていなかったようなバンドや、昔から大好きだけど近年のライヴ盤まで手が出なかったバンドのライヴ盤を更にチェックしたりしてます。
というわけで、前者の代表がスペクトラムでして、動画共有サイトにアップされている作品をチェックしまくりです。
じゃ、行ってみよー。
・スペクトラム『ゴールデン・ベスト スペクトラム-レジェンド-』(VICL-70181/ビクター)
スペクトラムがデビューしたのは1979年8月ですから,、私がオフコースにはまりまくっていた時期ですね。
リアルタイムでは彼らのレコードはシングル、アルバム共に買ってません。
それどころか、ラジオでオンエアされた曲をチェックするカセットテープにも入れたことがなかったはずです。
それは彼らの音楽はともかく、コスチュームが趣味に合わなかったんですね。間違いなく。
まー、ブラス・ロックというか、ホーン・セクションをフィーチュアした音楽に免疫がなったり、派手なコスチュームでアクションしながらの演奏姿には反感すら持ってましたね。すみません。
スペクトラムというな新田一郎さんのレコードを買った理由は新田さんがプロデュースした堀江美都子さんのアルバム『Ready MADONNA』とシングル「茅ヶ崎メモリー」が最高だったからなんです。
これが1982年の初夏ですね。
その頃、スペクトラムのシングルを数枚買った記憶があります。
その頃、雑誌「OUT」の読者でしたから、新田さんのブレーンだったさくまあきらさんのファンになって、新田さんにはまっていった私です。
が、その頃はムーンライダーズの活動が盛んでしたから、スペクトラムのアルバムを揃えるまでの熱量は生じなかったというわけです。
新田さんのアルバムはソロ2枚目の『残像 アフターイマージュ』までは買ってましたが、その後は熱が冷めてしまいました。すみません。
そんな私がスペクトラムのCDを買うきっかけはタワーレコード限定でアルバムが再発された時、それまでのビクター盤のベスト・アルバムが安く出ていたのを購入したからなんですねー。2010年代には入ってましたが、正確には何故か思い出せません。
サックス&ブラス・マガジンを持っていたり、新田さんのソロもあったから2014年になるのかな?
そのベスト盤を延々と聴いてましたが、退院してから『ゴールデン・ベスト スペクトラム-レジェンド-』を買って時々聴いていたら、リマスタリングと高品質盤(SHM-CD)ということで力の入り方に変化が訪れたのでした。
そして、数年前に発見した高校の吹奏楽部が演奏した「トマト・イッパツ」にやられてしまいました。
その記事のリンク貼っておきますか。
やー、これがホントに大好きで。スペクトラムのヴァージョンのリンクはこちら。
オリジナル・ヴァージョンではなくリミックス・ヴァージョンですが、映像含めてスペクトラムの素晴らしさを表していますね。最高。
こうしてスペクトラムの音楽を聴くと彼らの音楽にオーディオ的な意味で納得できない形で触れてますねしまったのが、全ての意味で遠回りをすることになったのかもしれません。
でもブックレットが歌詞と作詞・作曲のクレジットだけなのは残念。
ビクターさん簡単なライナーもお願いしますよー。
ちなみにビクター側でスペクトラムの営業を担当していたのは川原伸司さん、またの名は平井夏美さんだったという。
新田一郎さんのファースト・ソロ『新田一郎一番・クールが熱い』では川原さんは制作に移動していて、担当ディレクターとなったのでした。
スペクトラムの音楽を聴くにはいいオーディオといいCDが必要なのだなと実感しました。
もっと早くわかっていたら、先入観も払拭できたかもしれませんね。
これから彼らのアルバムは徐々に買っていこうかと考えてます。
ではまたー。