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今日の一枚〜早川義夫『この世で一番キレイなもの』

 渡辺勝さんが亡くなったと知って、はちみつぱいのファンであったにも関わらず、最初に思い浮かんだのは早川義夫さんのこのアルバムでした。
早川義夫さんがNHK BSの番組に出演することを知って公録を観に行った話は散々してますが、あの時の感動や興奮は伝えきれてはいないんですよね。やっぱり。
久々にCDを引っ張り出して聴いてみたら、早川さんが再び歌い始めた時期のことが蘇ってきて、そのそばでギターを弾いていた渡辺勝さんのことも思い出したので、また書いてみたいと思います。
じゃ、行ってみよー。

・早川義夫『この世で一番キレイなもの』(SRCL3011/ソニーレコード)

 早川義夫さんがかなり久しぶりにNHK BSの音楽番組「もっと過激にパラダイス」に出演することを知って、公録をNHKのスタジオまで観に行ったんですが、あの日は雨が降っていたはずです。
3回分の録画をしていて、2回目の小原礼さんと尾崎亜美さんの回の途中から拝見した記憶があります。
司会の佐野史郎さんがミカバンド話でテンションが上がっていた記憶があります。

 で、3回目の早川義夫さんと渡辺勝さんの回が始まる前に、友達がいた最前列まで移動して、最前で観ています。
この日の「君のために」が放送されています。

 ちなみに早川さん側の最前列にいる赤いシャツを着た体格のいい男が私です。
この「君のために」は何度も途中で止まってしまって、佐野史郎さんやスタッフの方がステージに上がって、早川さんに声をかけていたのを覚えてます。

 「君のために」と「いい娘だね」(これは佐野史郎さんの弾き語りだったかも)と「からっぽの世界」(だったはず、放送では途中からと記憶してます)。
感動しまくってしまって、公録終わってからは一人で喋りまくっていたとのことでした。
いや、恥ずかしい。

 その年の9月15日には江古田Buddyで早川さんに渡辺勝さんと砂(というバンド名、だったはず)が一緒にライヴをやるということで、お店に電話するより入手できる確率が高いということで、高田馬場のマジカル・プレートというレコード屋さんに始発で並んだのでした。
ちなみに直前を歩いていたのが、あがた森魚さんやムーンライダーズに山下達郎さんのライヴに通っている人なら知ってるかもしれないSさんだったという。
結局、チケットを入手できて、ライヴ当日にはあがたさんのライヴに通っているいた別のSさんと並んで、かなりいい位置で観た私たちでした。
MCが全くないひたすら緊張感が漂うライヴで、これまた感動してしまった私です。懐かしい。

 早川さんがライヴを重ねるうちにドラムスが楠均さんに代わったり、サックスに梅津和時さんが加わっていったんですよ。
ソニーレコードからCDが発売されたわけですが、シングルは「君のために」だったんですよね。
アルバム『この世で一番キレイなものは』が出る直前まではライヴに通ってましたが、渋谷公会堂でのライヴは観ていなかった私です。
ムーンライダーズのライヴが頻繁に行われるようになったからかもしれませんね。
記憶が曖昧になってます。すみません。
当時のフライヤーが少し残っているので、今度チェックしてみますね。
ライヴ会場にいたあがた森魚さんのCD『イミテーション・ゴールド』にサインいただいたこともありました、そういえば。

 佐久間正英さんが早川さんのサポートをするようになってから、またライヴに通うようになったのはまた別の機会に。

 ではまたー。

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