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獲物の分け前〜NOBODY『NOBODY』

 今年も残りわずかになったところで、通販サイトに探していたCDが出品されていて、そのうち何枚かを順調に入手できそうなのです。
なもんで、この数日は入手できたものを紹介していく予定です。
早速ですが、じゃ、行ってみよー。

・NOBODY『NOBODY』(32HD-7014/ハミングバード)

 これは相沢行夫さんと木原敏雄さんのソングライティング&プロデュース・チームであるNOBODYのファースト・アルバムでして、初CD化されたのはTDKレコードから発売されたのですが、NOBODYがレーベル移籍した先のハミングバードから1988年に再発されたものです。
どうやら彼ら自身がTDKレコード時代の作品に関しては販売権を持っているようなので、彼らがレーベル移籍する度に新しいレーベルから再発されているんですよね。
ただ、最初に移籍した東芝EMIからは再発されていないのですが。

 このアルバムのオリジナル盤の発売は1982年でして、当時高校生だった私はリアルタイムで購入したわけなんですが、その理由は先に発売された山本達彦さんのアルバム『I LOVE YOU SO』の半分は彼らが書いた曲で、それらの曲が私のお気に入りだったからなんですよね。
当時の愛読誌「ミュージック・ステディ」で取り上げられていたり、山本達彦さんが佐野元春さんのラジオ番組「サウンド・ストリート」に出演した際に彼らについて話していたりしたのも後押しになった記憶があります。

 シングル・カットされた「MY ROAD SHOW」を聴いたらメチャクチャ好きになってしまいまして、アルバムは間を空けずに買った記憶があります。
ザラザラした感じの仕上がりや、リン・ドラムの音や質感が大好きだったのです。

 一昨年、再発されたこのアルバムについての記事のリンク貼っておきますが、リミックスされてまして、大好きだったオリジナル盤とは質感が違うんですよね。
なわけて、初CD化のTDK盤やワーナーからの再発盤、ハミングバードからの再発盤をずっと探していたんですよね。
多少記憶違いがありまして、ハミングバード盤とワーナー盤の発売順は逆だった模様です。
つまりワーナー盤がオリジナル・マスターを使ったものとしては最新盤ということになる模様です。
ちなみにワーナー盤はスリムケース入りなので、あまり好きじゃないんですよね。面倒臭くてすみません。

 ちなみにベスト盤の『NOBODY COLLECTION』はレーベルによって内容が若干違いますから、なんとか全種類揃えたいと考えております(確かワーナー盤は発売されていなかった記憶が)。

 今回のハミングバード盤はTDK盤に比べて音質は向上しているものの、最近のCDに比べると音圧やっぱり低いのがちょっと残念です。
でも、やっぱりオリジナル・ミックスの方が好きなので、入手できて嬉しいです。
明日は今日届いたCDを取り上げる予定ですが、まだ未定です。

 ではまたー。

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