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2025年クラクフのピエロギ祭りで浜松餃子を売りたい その他

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●2025年クラクフのピエロギ祭りで浜松餃子を売りたい


 人口の9割がカトリックのポーランド。第2バチカン公会議以前、Wigilia(クリスマスイブ)には「最後の晩餐」の12人の弟子たちにちなんで12種類の料理を用意する伝統があり、そのうちの一つがピエロギだったようだ。
 しかし、クリスマスイブは断食日で肉食が禁じられていたので、この日に食べられるピエロギはお肉を使わないものが一般的なようだ。そういえば「ピエロギ・ルスキエ(pierogi ruskie)」と呼ばれるポーランドでもっともポピュラーなピエロギも中身はマッシュポテトとtwaróg(カッテージチーズ)に塩胡椒と肉なしである。

 ロシアのペリメニやウクライナのヴァレニキのようにポーランドの国民食ともなっているピエロギ。ポーランド三大都市の一つであるクラクフでは毎年「ピエロギ祭り」も開催されており、実際にYoutubeで映像を見てみると、肉入りのものもあればフルーツの入ったデザート系もあり、世界各地の様々な食材(キムチやカレーまで!)を使った色とりどりのピエロギが売られていてそれは楽しそうだった。
 本当に様々な種類のピエロギがあるわけだが、ここで私の地元のB級グルメとして有名な浜松餃子をポーランドに売り込むために、無理やり共通点をひねり出すと「野菜が多い」ことが挙げられる。(浜松餃子の具は6〜8割がキャベツである。これなら断食日でも安心して食べられ……完全に肉を抜かないとダメか)

★おまけ ザワークラウト5日目 腐った?


大丈夫だ、問題ない(適当)

 袋を開けてみると変な匂いが。大体2〜3日経って乳酸発酵が進むとキャベツが緑色から黄色になるそうだが、あまり色の変化も見られない。失敗した?
 ポーランドではピエロギの具や付け合わせでザワークラウトを使うことも多いらしい。せっかく使おうと思ったのに!

→実際に作ってみた。


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