繁忙期のアルバイトで学んだこと。
遅ればせながら…新年あけましておめでとうございます。
昨年は、ありがとうございました。
このnoteの場が心の支えとなっていた日々。
愛犬のアメリの介護からペットロス、就活中の間のバイトでのイジメのような出来事。
ネガティブな出来事が続いていた2021年。
2022年としては、なんとか自分を変えていかなくては…そんな思いです。
改めまして、立ち寄ってくださってチラッとでも読んでくださった方々…宜しくお願い致します。
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おかまから追い出されたアルバイトを終えたその後。
百貨店での年賀状の申し込みの受付や印刷の仕事のアルバイトを約2ヶ月繁忙期限定で仕事をしていた。
50代のわたしと60代の女性。
20代の大学生ふたりとの4人のチームでの仕事だった。
「基本的には全員採用」と言われていて、研修に参加してから返事をしても良いとのことだったが、そんなに難しいこともなく流れに乗ったような感じで、2か月無事に終えた。
前半は、暇な日が続き60代の女性の文句タラタラという性格が気になってはいたが、12月に入ってからは、「おばさんふたりを同じ日に勤務させない」というようなシフトの作り方だったので助かった。
若い人たちは、仕事をすぐに覚えるのだ。
若い人とおばさんというチーム作りになっていた。
案の定、いつものことだがわたしがひとりでいる時に忙しくなるパターン。
最高、ひとりで650枚年賀状を印刷することもあった。
なので、必然的に「覚える」という実践の場を与えていただき自信もついた。
…そんな、貴重な時間だった。
後半になると、元々の売り場の常勤の方々とも仲良くなり、みんなが優しくて穏やかな雰囲気の場所で仕事ができたことに感謝したいくらいだった。
常勤のメンバーも4人。
全員50代の主婦の方々だと言う。
「主婦」のパートの人=お気軽な人と勝手に決めつけていた自分を強く反省した。
百貨店で今までいろんな売り場に行ったが、この人たちが一番プロ意識がしっかりとした姿勢の人たちだったという印象。
今まで「楽そう」に見えていた売り場。
全然違っていた。
関心することばかりだった。
本社のヘルプの方から、冗談なのか本気なのかわからないが声をかけていただいたので、心が揺れた。
わたしの接客をみていて、来て欲しいなと仰ってくれた。
ですが、独身の女ひとり生きていける時給ではなかった。
東京都の最低賃金だと言う。
選んでいる場合ではないとは言え、即答できなかった。
とても、残念。
それに、なんというか…
扱っているものが、半端な気持ちでやってはいけないようなものだったからだ。
表向きは、印刷などを扱う仕事だが印鑑や表札、賞状、ご祝儀袋からお布施なども扱い、日本の伝統的なしきたりのような一般常識と言うのだろうか?
「わからない人」は沢山いる。
そんな人たちへのプロのアドバイザー。
素晴らしい知識だなといつも接客をしているのをみて、こんな地味な仕事だけれどとても大切な仕事なのだなということを感じながら横目で見ていた。
実のところ、穏やかな売り場が変わることがあった。
ひとりだけ50代後半のパートの方が優しい店長を嫌っているようで、わたしは薄々その人の言動で気がついていた。
ある日、本社の上司に悪口を言って「あの人とはやっていけません。」そんな話しを聞いてしまったのだ。
いつも、優しい店長を責めたてていた様子をなんとなく見て見ぬふりをしていたわたし。
その人は、自分が意見を言うと言い返されたという話しを訴えていた。
その人も、とても生真面目なので「許せない」と思う何かを感じていたのかもしれないが、わたしから見ると「めんどくさい人」。
そんな人にいちいち言われたら、言い返すでしょうと内心思っていたのだ。
とはいえ、わたしは、何も店長に言ってあげられないから最後の日に挨拶をした。
そう一言言って挨拶をすると、目がウルウルとなっていた。
本当の気持ちだ。
気の強い人から見ると、優しい店長にはイラっとすることもあるのでしょうが、自分なりに頑張っていたということは、わたしは知っていますよ。
いつも、わたしは心の中で、そう呟いていました。
店長とだけ、LINEをそっと交換した。
わたしは、今後どうなるかわからないけれど今月は、またプー太郎。
短期の仕事1週間のみ。
2月は、バレンタイン関連の仕事をする予定ではあるが、なんとかしなくては!!
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年末年始は、初めて母と妹と過ごした。
犬連れだったので、妹と一緒に帰ってきたが今回の母は寂しそうで辛かった。
いろんな人や出来事に、ありがとう。
チャイ