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ハイキング+コーヒー 6
神奈川の大山へ
個人的なリベンジの要素が2つあった
1、前回の焼山で装備が不十分で暑さにやられた
2、昨年、大山を歩いたら膝横に激痛が走った
さて、改善できるだろうか。
いざ参らん
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装備は改善した。
雨具のズボン→ウォーキング用のタイツとズボンへ。
球技用のアンダーシャツも→熱や汗を逃す物へと。
歩き出してズボンの冷感に感動!するも
一瞬だった…無念。
だけど前回ほどの熱の籠る様子はなく、乾きやすさもあったかと、やはり服装は大事だ。(今更)
“こま参道”は両脇にたくさんの飲食店、土産物屋が軒を連ねる。前回は平日の早朝に行ったので閑散としていたが、休日は活気があった。
ちなみに前回焼山では登り下り誰にも会わなかったが、今回はさすがに賑やかだった。でも暑いからか混雑したり行列をなしていることはなく、安心して楽しめた
こま参道を抜けるとケーブルカー乗り場。
これに乗れば一瞬だよなぁ、と思いつつ歩く
男坂と女坂があり、前回は女坂から登り男坂で下った。男坂の方が急なのだが、だからこそ自信がなければ下りに女坂を選ぶ方が良い、と書かれていて登りに男坂を選択。
![](https://assets.st-note.com/img/1722770539071-Aq4DHVHOVm.jpg?width=1200)
このように人工物で整備されている箇所も多いが
いやぁバテた。
焼山行った時みたいに、自分への恨みつらみ(なぜ登る)の念が押し寄せた。
30分ほどで大山阿夫利神社(ケーブルカー降り場)へ到着
神社の脇から急階段なのだが、神社手前に“見晴らし台方面”の看板を発見!私はあくまで“ハイキングだから”と言い訳をして緩やかな道へ迂回。
本来の登山道は結構ゴツゴツした岩たくさんの登り
それに比べてかなり緩やか
それでも汗だく!
そしてヤマビルには会わなかったが、蚊が多い!
これまでの山でも虫除けをふりかけていたのでまとわりつかれても刺されず。
今回も刺しては来ないんでしょ、と無心を意識するも
ブーーーーン
鈍い羽音。
視界に5、6匹舞っている
無心
無心
ブーーーン、ヴーーーーン
両耳それぞれにまとわりつき“蚊ンサンブル”の音色、
いや羽音が奏でられる。
私は元々刺されやすい
こんなに蚊にモテても嬉しくない
対向者にも迷惑だよなぁ、と思っていたら
向かいから来る人もやはり蚊をまとっていて安心した。
静かな道を黙々と進み、たまに下りる人とすれ違う程度、もうすぐ山頂かなぁ、という頃
町内放送で無情な熱中症警戒アラートの放送
ちゃんと山にも響いてくる。
どおりで帽子のツバから汗が滴るほどの大汗
車からは山がモヤに包まれて見えたが
登っていくうちに遠くの街が霞んで見える、そして手前の木々の緑が眩しく輝く、
逆転した景色に心が洗われた。
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山頂は割と賑やか、だけどベンチは空いていた
腰掛けて傍らでコーヒーとカップ麺を。
今回は羊羹ではなく、コンビニでばら売りされた
“梅干し”をお供に、塩分&酸味も補給
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場所を遠慮してこじんまりとコーヒーを楽しむ
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下りは本来の登山道と思われる道を。
かなり脚にくる
![](https://assets.st-note.com/img/1723035381710-uab1VI8TjR.jpg?width=1200)
途中膝横がやられそうになったが、屈伸してほぐしたら前回の引きずるほどの痛みではなかった!
![](https://assets.st-note.com/img/1723036049257-iWQFmawwpS.jpg?width=1200)
ここまではロープウェイでも登り降りできる
大山は、またの名を「あふり山」という。あふりの名は、常に雲や霧を生じ、雨を降らすのでこの名が起ったといわれる。
標高は、一二五ー・七米で、関東平野にのぞんで突出している雄大な山容は、丹沢山塊東端の独立峰となっている。
阿夫利神社は、古代からこのあたりに住む人達の心のよりどころとなり、国御岳(国の護りの山)・神の山としてあがめられてきた。山野の幸をつかさどる水の神・山の神として、また、海上からは羅針盤をつとめる海洋の守り神、さらには、大漁の神として仰をあつめると共に、庶民信仰の中心として、今日に及んでいる。
山頂からは、祭りに使ったと考えられる縄文時代(紀元前約1000年頃)の土器片が多く出土していて、信仰の古さを物語っている。
仏教が伝来すると神仏習合の山となり、阿夫利神社は延喜式内社として、国幣の社となった。武家が政治をとるようになると、代々の将軍たちは、開運の神として武運の長久を祈った。
那目祭・簡潔祭・耐い・継め太刀・節分祭・山開きなど、古い信仰と伝統にまもられた神事や、神に捧げられる神楽舞・神事能・狂言などが、昔のままに伝承されている。
全山が四季おりおり美しい緑や紅葉におおわれ、神の山にふさわしい風情で、山頂からの眺望もすばらしい。都市に近いため、多くの人達に親しまれ、常に参詣する人の姿が絶えない。
山頂では確かに雲に覆われていた
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無事に下山、目指す温泉は10キロほど先の七沢温泉
宿泊も日帰り入浴もやっている歴史を感じる赴きあるお宿
こんな軽装汗だくで場違いだぜ、とオロオロしていたら
「日帰り入浴をご利用ですか?」
ですよね、すぐ分かりますよね…
終始温かくもてなして下さる。
檜風呂に惹かれたのだが「滑りやすいのでご注意を」
と言われ少し不思議に思っていたら
湯船はもちろん床まで浴場内が全て檜だった!
熱めの強アルカリ鉱泉、とてもすべすべ
シャワーも押すタイプでなく、家庭と同じく蛇口タイプなのが嬉しかった。なんだかシャワーの水もつるすべでまさかこれも源泉?もしくは汗まみれで自分からの異様な分泌?(確認すれば良かった)
勿体無いので自宅よりもこまめに水を止めて使う
温泉でとろけて
宿に併設されたcafeへ
cafe、と言ってもフロントで注文し届けてくれる
室内は無人。他に客もおらず貸し切り
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リベンジは何とか果たせた、かな。
また涼しい時期に正式ルートを登ってみたいな
高速ガソリン代を覗き
¥3540(駐車場代¥1,000、入山料?100円は下りて来たお参りした際に納めた。お賽銭や御朱印代も込み)
高尾山のように観光地化されつつ
歩くことも充分楽しめる山、ふくらはぎは激しい筋肉痛になったが、楽しかった!