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ハイキング+コーヒー 5


今回は“焼山”、『東海自然歩道』に含まれる山。

むかし、この山の一帯は将軍家の猟場に指定されていました。草木が茂ると狩猟の妨げになるので、毎年山に火が入れられていたのが焼山の名の起こりです。この人工的な山焼きによって良質な雪が緊茂し、周辺の部落では屋根葺きの材料として利用したようです。

神奈川県自然環境保全センター/山頂の看板より抜粋


またしても朝早くから、
車で随分と走り山梨に近い神奈川(相模原市青野原)の
焼山へ

ネットで調べると登山道手前に停められるスペースがあるかも、とあったが停められないと困るので登山口1キロほど手前の青野原グラウンドに停める。奥は「グラウンド利用者」とあったが、手前にも広めの駐車スペース、大きな観光案内のマップも看板もあったので大丈夫かな?とお借りした(無料)

歩き始めて早々に鳥にフンを落とされる。
「運がついたね、ラッキー」
なんて前向きには考えられないが、鳩やカラスでは無さそう、歩きながらウェットシートで拭き取る

こりゃ車通れないや


さあ、歩こう

遠目に見ると
え、入れない?と不安になったが
中央に「登山の方はお入りください」とある
なぬ、クマ出るのか?!

熊鈴持っていない…
怖いから手袋はめた手を大きく叩く
くぐもった「パンッ」という音を響かせながら歩くことにした。とても暑いのに手袋をはめているのは

ヤマビルが出るから

帽子、サングラス、首にタオル、長袖、タイツ、この間買った靴下に、雨具の長ズボン
靴下はヤマビルを防ぐために縫い目の細かい物を選んだ方が良いらしい。

まぁ暑かった、熱が籠るのかめっちゃキツかった…


馬鹿じゃないか

こんなに暑いのに

運動不足なのに張り切りやがって

前半はほぼ自分を呪い恨む思考が頭から離れない。笑

引き返そうかな、って最初に思ったのはやっとひとつ目のベンチが出て来た辺り。しかし(↓虫注意⚠️)

はじめましてヤマビル

恐る恐る手袋で靴下を浮かせてみると
危うし、噛まれてはいない!!

ヒーヒー、ヒャーヒャー言いながら取って土へ放り投げる。怖かった。モンベル靴下本当にありがとう!!そして虫除け!ごめん虫除けかけちゃった(死んではないと思うけど、怯んだ隙に枝でポイ)
本当に
前世虫かも
なんて言ってた愚か者はいっそ山で朽ち果てろ!
心からそう思った

このアース&Colemanサラテクト
「ヤマビル忌避」効果かなりあった気がする

ヒルに噛まれるか、進むかの選択を迫られ登る。

最高の景色

なのだが
途中で何度も心が折れそうに。

近づかないと道が分からない


紐やテープの目印が親切

これ緩やかに見えるのだが、右手前から伸びてる紐を
写真拡大して欲しい、右斜め上に道が続いている。

本当に私、ここで朽ち果てるかも
と思った。脇道が結構な斜面だし

そして登って下りるまで誰にも会わなかった
こんな時期に登るのってもしや本当に愚かなの?

あれは山頂の見晴台


分かりづらいけれど


やったー!と1人はしゃぐ

そして愚か者は山頂の看板を見て『焼山』が
『ヤキヤマ』ではなく『焼山やけやま』と知る

あんなに苦しかったのに、全てを忘れ
歩いて良かったぁと心から思う。
愚かなエゴイスト万歳!(ヒルに謝れ)

暑くてがぶ飲みしてしまった。水が残り少ない!コーヒーは断念しようかと思ったが、気持ちを抑え切れずコップ一杯だけ…

水はなんとか下山し終わるまでもった

なんて美味しいコーヒーなんだ!
前回と同じく、友人からもらった「ガテマラ」を。
テーブルかベンチかよく分からないこの台は登って休むらしい(ヒル避け)

帰りは急斜面で二度滑って尻もち
土や草が柔らかくて良かった。そして手袋も大活躍

ちなみに

左側汚いな

8年くらい愛用する時計は標高が測れる
左は下りてからの計測、右は頂上で
(ややこしいので時間は消している)多少誤差があるだろうが、700mくらい登ったよう。700でこれだけバテるって…本格的に山登りしてる人、本当に凄い。
ネットでは他の丹沢山系と合わせて縦走される方が多いよう、恐るべし…
私は1箇所をやっとだぜ、気軽なハイキングに留まる。

登りは2時間ちょいかかるも下りは1時間
ちなみに登山道や山頂にトイレは無かった、グラウンドにはあるよう、登山口近くにコンビニもあった。

下りたら神社で、『無事』お礼のお参り

登山口バス停だが土日は2便しかないようだった

水不足でカレーを食べられず、腹ペコ。
汗まみれ腹ペコ人間は、もはやゾンビ

まずは駐車場近くのオシャレカフェでアイスコーヒー
をテイクアウト

これも至福の一杯だった

それから待ちに待った食事!塩分も補給

駐車場へ戻る際に発見!

アゴだし藻塩ラーメン!最っっっ高!!
めっちゃ美味しかった!もちろん麺は大盛りに

そして腹を満たし脱ゾンビをはかったら
汗を流す!
10キロ離れていないくらいのところにある『いやしの湯』へ。車ならすぐだが、山道でカーブが多く、トラックやバイクに気をつける。
キャンプ場の一画にある温泉。四方を山に囲まれているところにポツンとあるのだが、テントが賑やか
(お風呂は広く客は4人。かなりゆったり浸かれた)サウナ、水風呂にも入り、幸せを噛み締める。

ー高速・ガソリン代は省いてかかった費用ー
飲料と、昼食、入浴料で¥2,580

ー歩数ー
およそ18,000歩

楽しかった!
ただ服装は重要だなぁ、と痛感した。
靴下がとてつもなく快適で、服もやはりスポーツウェアじゃなく、きちんと揃えるべきだな…あと塩も持って行こう。

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