『「なんで?なんで?」の罠』を回避するマル秘トーク①
「理解できないと先に進めません」っていう人、いますよね。
それ自体は滅茶苦茶良いことだと思います!
「何かに対して疑問が生まれた」ということは、
「何か知らないことにチャレンジした」わけなので、
「理解できないこと」に気づいたこと自体が素晴らしいことですよね。
で、この先が大事なんですが、「理解できない」ことを理由に行動が止まってしまう場合があります。
社会人でもそういう方はいらっしゃるでしょうし、色んな勉強をしていく中高生は特になりがちですよね。
僕もよく聞かれます。
「前置詞のtoとforの違いって厳密にはなんなんですか?」
「islandの「s」はなぜ発音しないんですか?」
「こういうのが気になって先に全然進めないんですよね」
という相談と質問ですよね。
で、「おー素晴らしい質問だね!」とフィードバックして、
調べ方を教えたり、参考文献を紹介したりするわけなんですが、
しばらくすると、また別の「なんで?」が生じてきてしまい、
「入試で得点を取るための学力」はその時間で一切伸びない、という。
時間に余裕があれば、そういう学習も全然ありだと思うんですが、
「受験まで10ヶ月・現時点で英語の学力中2くらい・志望校は慶応」
という状態であれば、優先順位の問題として、
「toとforの厳密な違いを突き詰める」
よりも、
「語彙力を増やすことに使う」
方が、合格の可能性って滅茶苦茶上がるんですよね。
※「語彙力優先」の理由については↓の動画を是非見てほしいです!
先生「君の目標って、『toとforの厳密な違いを知ること』なのか、『慶応に受かること』なのかどっち?」
生徒「慶応です」
先生「ぶっちゃけた話、『toとforの厳密な違い』を知らなくても東大も慶応も受かるのよ。
受験当日までの限られた貴重な時間を、『知らなくていいもの』に使うのか、『絶対に覚えてないといけないもの』に使うのか、どっちがいい?」
生徒「覚えてないといけないものに使います。」
先生「そうだよね。じゃあまず確認なんだけど、「respective」と「respectful」の違いが、入試でよく聞かれるんだけど、今答えられる?」
生徒「わかんないです」
先生「じゃあまず、それを調べてこよっか!」
という流れで解決するケースは結構あるかな、と思います。
「優先順位」を考えてもらい、
優先順位の高いものから、行動していってもらう
ということですね!
もちろん、全員が上記の話で納得してくれるわけではないですが、
「優先順位」について考えてもらう上で、すごく大事なやり取りになると思います。
僕らは寿命があるので、生きている間ずっと「優先順位」に付きまとわれるわけですよね。
この「優先順位付け」がうまくなっていくと、
「頑張ったのに結果が出なかった」ということが、減っていくと思います。
しかし!!!
↑のような話をした後でも、
「それでも気になって気になって、先に進めないんです…!!!」
というケースも全然あります。
その場合はどうするかというと、、、(次回に続きます)
目標から逆算して、「優先順位」をつけよう!
という話でした!
それでは!
②に続きます!↓↓↓
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