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nakanoemi3
しばらく休みたい
陽ちゃんこの春4年生になりました。
少々疲れてるなと思っていたけど、クラスにもすんなり入るし、遅刻や早退をしつつ登校できていた。陽ちゃんのスタイルが確立できていると思っていた。
ゴールデンウィークが終わった月曜日。お風呂で
ママ、ごめんね。
給食止めてくれる?しばらく学校休みたい。疲れた。
と大泣きした。
そっか。頑張ってたんやな。
明日から休もう。先生に言うね。
ゆっくりしよう。
となった。
全部勇気を出して言い切った陽ちゃんは、昨日とは別人のように疲れ果ててYouTube三昧に戻っていった。
あーまたか。もう登校刺激はしない。
休むのが最優先。
頭ではわかっている。何を今優先するか嫌というほど悩んで今があるから、休むことがどれほど大切か分かっている。でも心はとても冷めきっていて、感情が動かない感覚になっていた。
きっともうこれ以上辛い思いをしたくないと思ったから、から元気でもなく、泣くこともなくとても無表情な自分になってしまった。昔は怒りや悲しみが溢れかえっていたんだけど。
元気ならそれでいいんだけど、ちょっと不安定な陽ちゃんを見てるとつらくて仕方がない。
もう何度も自信をなくすなら学校なんて必要ないのかな。
人が好きな陽ちゃん。でも、繊細ゆえに全て流せなくて悲しい思いを人一倍してしまう。この地球は、天使が住む国ではないからどうしたものか。
学校以外はお金もかかるし、しばらく休んだその先はどうしようか。
学校が合わない子たちの居場所。
いつも家に子どもがいる親の居場所。
見つけるのはまた時間がかかるな。
しばらくミスチルの 生きろ
を聞いて過ごそうと思う。