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建築のル・コルビュジエ、絵画のエドゥアール・ジャンヌレ?


ル・コルビュジエ(Le Corbusier)は建築の世界で有名なペンネームだけど、彼の本名はシャルル=エドゥアール・ジャンヌレ=グリ(Charles-Édouard Jeanneret-Gris)。初期の頃や絵画では「エドゥアール・ジャンヌレ」の名前を使っていたらしい。

でも、晩年に近づくにつれて絵画でも「ル・コルビュジエ」を名乗るようになっていったんだとか。建築と絵画の彼が統合されて、エドゥアール・ジャンヌレはだんだんプライベートな存在へと姿を消していったみたい。それも、「芸術と建築は一体である」という彼の強い信念からきているんだって。

あと、ピュリスムがキュビズムを否定する形で生まれたっていうのも面白いよね。なんだか皮肉というか、後年のル・コルビュジエの絵が晩年のピカソの作品に似て見える気がするんだけど、どうなんだろう?

※ヘッダー画像はイメージです。

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