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今だから言えること

 こんばんは、須恵村すえむらです。
 内職の「反訳もじおこし」をしながら、地味小説を書いております。
 こちらnoteでは、仕事に関するエッセイ――言葉や仕事術について、何となく更新しておりますので、よければいろいろ読んでいってくださいまし。
 本日はいつにもまして完全に小ネタですので、お気軽にどうぞ。


 まず、唐突な自己紹介、失礼いたします。

 私はヲタクを自称できるほどの見識も情熱も覚悟もない、どこにでもいる二次元コンテンツ好きのおばちゃんです。

 普段は日本語音声をテキストに書き起こす仕事をしていますが、舞い込む仕事は7,8割がビジネス系。しかもそれに関連し、テクノロジーやら人工知能やら量子コンピュータやらの用語がワンサと襲いかかってきます。
 基本的にタイピングはワンタッチでも省略したい怠け者なので、XaaS系の略称などは、見かけるたびに単語登録しております。

 仕事なので、好き嫌いや興味の有無にかかわらず、ただ淡々と粛々とこなすだけですが、時々かなり興味のあるジャンルのご依頼もあります。

余談ですが、仕事関係のコミュニティー掲示板で、「どうしてもやる気が出ないときのモチベーションの上げ方」が話題として出たとき、とある方の「案件によってモチベに差があるのは顧客に対して失礼なので、どんな仕事でも同じ調子で粛々とこなすだけ」という回答があり、なるほどと思いつつ、「いや、だからそこまでたどり着かない人もいるって話でね…」と、若干モヤっとしました。

そういえば、いろいろ差しさわりがあるので名前は伏せますが、ある人気芸人さんも、「どんな仕事も、そのようにプログラミングされたロボットみたいな気持ちで当たっている」とおっしゃっていました。
これも、分かるよ、分かるんだけど…あなたの口からそれ聞きたくなかったなあというのが正直なところでした。


 年齢のせいか、80・90年代の音楽シーン的な話は、明らかに意識して私に振ってくるなあ、とか。

 アニメ、ゲームなどの二次元の話題は、最初から「お好きそうなので」と依頼してきたり、とか。

 また、20世紀と21世紀の端境、具体的に言うと1987年~2002年あたりまでは映画をよく見ていたので、その辺はまあ「苦手ではない」と言える程度。
(2003年以降につくられた映画に極端に弱いという言い方もできます)

 そうしたショービズ系の話題の場合、プロデューサー、広報宣伝部隊、さまざまな方の興味深いインタビューを書き起こしましたが、時には俳優、声優、歌手といった演者サイドの方もいます。
 演者さんはやはり話し慣れている方が多いので、発声が聞き取りやすく、話も面白かったりします。

 そして、今まで書き起こしさせていただいた方で、特に印象に残っている方がお二人います。
 どちらも6、7年前のことで、その時の分は既に記事として公開されており(確認済み)、私の手元には音源も起こし原稿も残っていないので問題なさそうということで、具体的に名前を挙げますと…

 まず、まつもとゆきひろさん

 プログラミング言語「Ruby」の開発者として有名な方です。個人的には決して馴染みのある分野ではないのに、平易にして整然とした話し方で、ストレスというものをほぼ感じずに作業できました。

 もう一人は声優の諏訪部順一さんです。

 美声であるのはもちろんのこと、頭の回転が速い方なので、話題や言葉選びが適切で、とにかく聞きやすかったのです。
 また、話題がもうとにかく二次元だらけというのも、仕事にもかかわらず、スーパー銭湯を堪能しているがごとき快適さと楽しさがありました。

 そのかわり、大きな声では言えませんが、ギャラは激安でした。いや、これはもちろん諏訪部さんのせいではなく、仕事をくださった某オウンドメディアの事情・・ですが。

諏訪部さんがCVを担当されたうち
個人的に特に好きなのは次のキャラクター一覧

 川藤鷹生(ばらかもん)
 織田作之助(文豪ストレイドッグス)
 高橋鉄男(亜人デミちゃんは語りたい)
 水島(天地創造デザイン部)
 逆木一臣(さんかく窓の外側は夜)
 地獄さん(ちみも)

 『テニスの王子様』の跡部景吾、『うたの☆プリンスさまっ♪』の神宮寺レン、『BROTHERS CONFLICT』の朝日奈要など、美形・色男系も魅力的ですが、個人的にはどちらかというと、いつもいつも「無骨ないい男」系に惹かれます。


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