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出版ブルーオーシャン戦略③ 人類は皆兄弟の意味
これについては、過去2回書いたので、まずはそのおさらいから。
①出版が右肩下がりなのは、活字オンリーが時代に合わなくなっているからではないか。ならば時代に合うものを作ればいい
②もう一つ出版が右肩下がりなのは、国内マーケットに留まっているから。ならばグローバル化すればいい
で、今日は戦略②のグローバル化をどうやるのかについて述べてみたいと思います。
過去に僕は、日本の出版物は世界でも通用する。何故なら「人類は皆兄弟だから」と述べました。
あまりに抽象的か、笑
これについて、もっと噛み砕いて説明すると、新興国の人々の大多数、いわゆる中間層の目指しているライフスタイルは先進国と同じということです。
皆幸せになるために、学歴をつけ、お金を稼ぎ、モダンな家に住み、私生活は外食や旅行や様々なエンタメコンテンツで楽しむ。そのためには、ビジネスで成功し、心身の健康に気をつけて、家族を大切し、子供に教育を施し、自然を慈しむ。
大体このようなことですよね。
そのような人々の欲望に対し、様々な知恵やエンタメが詰まっているのが本なのですから、これは一国ならず世界で通用するなと考えたわけです。
極めてフツーの発想ですよね。
だから、このような考えに至る人は僕一人じゃないはず、出版界にもたくさんいるはずです。
でも何故かグローバル化しませんよね?
次回は出版グローバル化の壁について述べます。