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#1 突然の経営者_営業力で生きていけると思った
はじめまして、突然の経営者 です。世の中には、自ら望んで経営者になった方、経営者にはなりたかったが自分では勇気が出ず誰かに後押ししてもらった方、なりたくなかったけどなってしまった方がいると思います。
僕はその中で当てはめるとしたら2番目だと思います。
このnoteでは、そんな営業職サラリーマンだった僕がどのようなキャリアを歩み、どんな経緯で経営者になったのか、そして、経営者になり本日でちょうど1年経過したので、振り返りという意味も含めてリアルを書いてます。
経営者は突然に
ラブストーリーは突然に ではないですが、経営者も突然でした。
僕は、大学を卒業後、公務員→国内証券会社→ベンチャー企業のメインは営業職というキャリアを歩んできました。
もともと、いつかは自分で会社をやってみたい!!と思っていましたが、なかなか勇気が出ず、自分で会社をやるためのスキルアップという名目で、転職を数回していました。
ベンチャー企業2年目の僕に転機が訪れました。
某社長さんから「会社をやらないか?やればいい」というお声がけをいただき、さらには事業プランも既に存在しているとのことで、(正直、いけそう!と思った)少し考えた結果、僕の答えはGO!でした。
法人登記が完了するまでは自信あった!?
話をいただいてからは、サクサクと話が進みました。
会社の事務所はどこにするか、法人登記準備、事務所レイアウト、引越し、事業プランはあったが、経験のない領域だったので、調べてみたりなど。
キャリア的に、様々な商材の新規開拓営業~カスタマーサクセスまで経験し、そこそこ結果も出せていた(これは後述するが勘違い)僕は、根拠のない自信に満ち溢れていました。
無事に法人化したがいきなり迷子
今から約1年前、法人登記完了。
これで、事業開始できる!よし!やってやろう!
あれ? 何をやるんだっけ?
そうだそうだ、クライアントさんから入金していただくための銀行口座を作らねば。後、ホームページ。
ネットをみると、メガバンクが創業応援キャンペーンで口座開設を後押ししてくれていたので、早速電話。
銀行の担当者:事業計画書や取引実績ありますか?クライアントは何社いますか?
僕:取引実績を作るため、クライアント様を作るために口座が必要
銀行の担当者:それだと審査に通らない可能性が大きいです
僕:分かりました、ありがとうございます。(納得はいってない)
口座を作らないともちろん売上は出ない。でも実績がないと口座は作れない
これがいわゆる「にわとりが先か卵が先か」か。。。。。
営業に自信はあったが売るものがないことに気づく
銀行口座は知り合いの社長様に銀行の担当者を紹介してもらい、無事に解説でき、いよいよスタート! と思いきや、、、
何も売るものがない・・・そうか、サービスを作らないと!
ここまで読むと、事業プランあったんじゃなかったっけ?と思いますよね。
僕もその一人でした。事業プランははなからなかったのです。
(当時は絶望でしたが、僕に一歩踏み出すための必要な嘘だったのです。今では本当に感謝しています)
事業プラン(サービス)考案中もお金はどんどん減っていく
事務所の賃貸料、通信費、生活費などなど、何もしなくてもお金は良いペースでどんどん減っていきます(僕の場合は毎月40万円程度)
初期費用でもガツッと支払ったので、このまま何も売上があがらなければ、7ケ月後には倒産が見えていました(マジビビり)
サービスを作りながらも、日銭を稼がねば!と思った僕は、フリーランスと企業様の案件をマッチングするプラットフォームに登録し始めました。そして、企業様との面談時にフリーランス(個人)ではなく、会社として契約したい旨をお伝えし、仕事を受けていました。
おススメのフリーランス案件獲得プラットフォームは別記事で紹介しますね。
日銭稼ぎで何とか固定費を賄える
お金の急激な減少はSTOPしました。しかし、いただいた案件に対して成果を出すために必死で業務を行い、僕の時間はほぼ無くなっていました。
つまり、
・サービス考案するための時間
・サービスを展開するための費用
が無い状態
しかも、これをずっと続けていても、会社は潰れないが、成長もない。役員報酬も少ししかとっていないので、生活も今のまま という希望が持てない状態。
というのが、僕が会社をはじめてから4か月目の話。
次回の記事では、このような状態を回避するために、僕がしたことを書いていきます。
よければフォローいただけると嬉しいです。それではごきげんよう!