今を生きる国、未来を生きる国
最後の秘境と呼ばれるパプアニューギニア
パプアニューギニア(PNG)は未来の予測や計画、物事の管理ができない。
その理由に集団社会を経験していない事が大きく関係していると思う。
狩猟採集社会の時代にPNGの先祖はこの地に
たどり着き、豊富な果物や芋類が手に入った。
計画的な農業をしなくても、管理をしなくても自然に生えている食べ物を食べ、生きられる。
だから計画・管理能力は身につかなかった。
人間は環境に合わせて進化する。
では、PNGの人が何も能力を持っていないかというと、そうではない。
彼らは火をつける、木や葉で家を建てる、自然に生えているものの中でどれが食べられるかの選別、草を刈る、木を切る、木を登る能力が優れている。
これらは、今を生きるために必要な能力。
未来を考えがちになる私にとって、現地の人と共に行う今を生きる体験は考えるきっかけになる。
今と未来について考えるバランスをうまくとっていきたい。
昨日もPNGと日本の比較をしたが、異文化の比較から考えさせられる事は多い。
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