ある国との対戦を避けるためにオリンピックで棄権した選手
日本が歴代最多となるメダル数を獲得し、終わったオリンピック❗❗
大野選手が優勝して幕を閉じた柔道
73kg級にはスーダン人も出場するはずだった。。。
スーダンの柔道🥋選手ムハンマドの活躍を楽しみにしてたんやけど、急に試合を棄権した。ムハンマドは東京オリンピックで一試合も出場せずに本国へ帰国することになる。
なんで?!と衝撃を受けて、調べてみた。💻
「今回のオリンピックで、イスラエル🇮🇱と対戦を避けるために2選手が棄権した。アルジェリア🇩🇿代表ヌーリン、スーダン🇸🇩代表ムハンマド・アブドゥルラスール。」
「周辺アラブ国の多くやイラン🇮🇷はさまざまな面でイスラエルとの関係を絶ち続けてきた。」
そこにはシオニズムが関係しているそう。
シオニズムを調べていくと、複雑な歴史があり、すぐに理解できるようなことじゃなかった。🙁
(アラブ人が住んでいる)パレスチナにあるシオンの丘を取り戻すために、ユダヤ人が武器を取り暴力的になった。その背景に、以前ユダヤ人が定住できる国がなく、様々な国に散り散りになって不安定な暮らしをし、物理的暴力を受けてきた。
どの国も助けてくれない状況になり、他者との繋がりを捨て、孤立化、軍事化の道に進んだ。
そして、イギリスの支援もあり、イスラエル建国。その後、イスラエルとパレスチナが1993年に和平交渉合意するも、現在も紛争は続いている。💣
「以前の世界大会において、イラン人のモラエイ選手は、イスラエルの存在を認めないイラン政府に、棄権を求められた。理由はイスラエル人との対戦を避けるためで、イラン政府はモラエイ選手の家族にも圧力をかけたという。」
このモエライ選手はイラン代表としては、いくら強くても優勝できないと思い、モンゴル国籍を取得しモンゴル代表として東京オリンピックに出場。81kg級決勝で長瀬選手に敗れたものの銀メダルを獲得した。
平和の象徴であるべきはずのオリンピックで2021年の今でもこういう事が起こってるんやな。。
知らんかった。。
スーダン選手団に帯同したことで、スポーツにまで関わってくる問題が起きてることを知れた。知ることが大事やと思うんで、共有しました~🙂🍀
「そして、今回棄権したヌーリン選手らが、どこまで自らの意思で棄権を決めたのか、周囲からの圧力があったのかどうかは、不透明なままだ。」
スーダンのムハンマドは、ユダヤ人がパレスチナで行っている同胞のムスリムへの攻撃に対して、許せない。「ユダヤ人に対して柔道を開始する際の(敬意を持って行う)礼はできない」と。