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父親像

自分が父になる日は果たしてやってくるのだろうか?

不安とまではいかなくても、頭の中にそんな疑問が過ぎる。別に結婚願望がないわけではない。だがしかし、恋愛、彼女を見つけるということが、どうも苦手なようだ。

学生時代は、教室の前で友達と漫才をしては、滑りまくるような日々を過ごしていたような性格だから、きっと社交的な方ではあると思う。多分。



とはいえ、恋愛が苦手な僕の中にもやはり、こんな父でありたいと思う理想の”父親像”的なものがある。

先ほど出会った麻さんの記事で、そんな僕の父親像は、より強固なものになったみたいだ。


特に、自分の理想像として合致した部分がこの一節に現されている。

本が好きな父は、私が小学生の頃、ゲームや漫画を反対するかわり、欲しいという文庫本はなんでも買ってくれた(結局、漫画もゲームも中高生から今も、存分に楽しんでいるけど)。
-父と本の話より


僕は本を読むことが大好きであり、それは食事を取ることのように当たり前のこととなっている。よく”心の栄養”とも形容されるが、まさにその通りだ。


読書をしていく中で得られたものや気づきというのは、本当に多い。ホリエモンから、この時代の生き方を学んだこともあれば、川端康成に”人間”を知らされたこともある。司馬遼太郎からは、土方歳三の男らしさ的な事を教わった。

これだけでなく、他にも多数のことを学び、実生活に生かさせてもらってきたし、今後の人生でももっと多くのことを学ばせてもらって実践させてもらうつもりだ。

だからこそ、僕も自分の子供に対しては、上限も設けず、好きなだけ本を買ってあげたい。

麻さんのお父様は素敵なお父様だと思った反面、うらやましくも思ったほどだ。


ただ、厄介なことに、僕は結構ゲームもする。

漫画は読まないが、ゲームはする。この点、麻さんのお父さんのようにカッコよく反対できないのが少し悔しい気がして止まないのだ。

中学、高校時代は、友達とモンハンに明け暮れたこともあったし、成人してからもFINAL FANTASY14というオンラインゲームに出会ったことで、これまで出会ったことない人たちと、オンラインでの新たなつながりというのも経験できた。

だから、麻さんのお父様のように、ゲームや漫画を反対することはできない。これに関しては、将来妻になるであろう方に、この場をお借りして先に謝罪をしておきたい。本当に申し訳ない。俺は強く言えないようだ。


少し言い訳をするなら、

ゲームも漫画も、素晴らしいところはたくさんある、と思っている。特にオンラインゲームなんかは、新たなコミュニティができるため、これまでにない人間関係を手に入れることもできるだろう。

時に部活のようにクエストに励んで、みんなで勝利の喜びを分かち合うこともあれば、やはりコミュニティであり、尚且つチャットベースの会話なので、意見の食い違いによる衝突が発生することもチョコチョコある。

負の部分も含めて、それもオンラインゲームの良さであると、僕は思っている。まぁ、チャットでうまく伝えられなかったときは、本当にしんどい思いをする時もあるが。。


ゲームを反対するかはおいておいて。麻さんのお父様のような父に、自分もなりたいと心底思った。

ある程度自分も大人になってきたから、自分の父に憧れを抱く部分も、少なからずある。それとは別に、憧れの父親の姿をみれた気がした。

本を買ってあげるだけでなく、自分で読まれて、さらに麻さんと意見交換もするというのだから、本当に素敵だなと思うのだ。こうして、人はいろいろな価値観を創造していくのだろうか?


改めて、父親としての姿を色々考えさせられたnoteだった。

麻さんありがとうございました。今後の投稿も楽しみにしています!


さて、僕はまず、彼女を見つけるところから始めないと。

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