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書評欄に魅せられて

ここ最近、新聞を読みはじめるようになった。

好奇心旺盛な気持ちは、どこまでも新たな知識や知見を求めることを好む。
これまでは新聞を手にすることに対して、あまり乗り気になれなかった。だがある時、なんだかふと新聞を読むことをはじめていた。

そして、書評欄があることに気づくに至った。



これまた、なぜ今まで僕は手を出してこなかったのだろうか。

読書好きにとって、様々な本に出会えることは最高の至福であり、書評欄もそうした意味では、新たな出会いの場であって心躍る場所である。


書評欄をご存知ない方のために、簡単に説明すると、

色々な専門家の方だったり先生が、「こんな本があって、こういった魅力があって、こんなこと考えさせられたんよ!」みたいなことを紹介している新聞の掲載内容の一つ。

僕は基本、読売新聞を読んでいる。この読売新聞では、毎週日曜日分の新聞に書評欄が掲載される。その量約3ページとなっており、結構ボリューミーだ。本の内容も、歴史だったり、雑学だったり、文学だったり、社会システム、ビジネス、健康、生き方、本当に様々なジャンル・テーマが扱われている。


ここに、僕は魅せられた。
この、広いテーマに触れられているという部分に大いに魅せられた。

どうしても本屋さんで本を探すと、自分の得意ジャンルや学びたいテーマの本を手にしやすい。だが、書評欄を活用すると読む本のテーマが多岐にわたる。色々な意味で偏りを無くすことができるということだ。



書評欄で出会った文学作品、ジッドの『狭き門』は、難しかったが、すごく良かった。自分のこれまでの経験と照らし合わせながら読むことで、より一層楽しめた。


やっぱ書評欄いいなぁ。




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