リマザード：トーメンテッド ファーザーズ【ゲームレビュー】
評価
★★★★☆
ストーリー
行方不明となった少女・セレステを探すため、自らを医師と偽り奇病に悩まされるフェルトン博士の館に家に足を踏み入れたローズマリー。
しかし彼女の目的は博士の治療ではなく、ほかにあった。
屋敷で見てはいけない光景を目の当たりにした彼女は、錯乱するフェルトン博士に追われながら命がけで真実を解明していくこととなる。
概要
2018年に3GOOから発売されたホラーアドベンチャーゲームです。
人間の狂気を描いたストーリーが閉ざされた屋敷内で展開されるステルスホラーです。
続編に、「リマザード：ブロークン ポーセリン」が存在し、1と2をセットにした「リマザード ダブルパック」も発売されています。
感想
「クロックタワー」の精神的後継作を名乗るだけあって、閉鎖された空間で敵に追われるステルスホラーだけど、逃げ隠れるだけじゃなく反撃が可能だったり、かなり影響を受けている印象でした。
名言はされていないみたいだけど、主人公のビジュアルは「クロックタワー」が映画「フェノミナ」の「ジェニファー・コネリー」のビジュアルを模してるように、映画「羊たちの沈黙」から「ジョディ・フォスター」のビジュアルがベースになっています。
ちなみに、蛾もストーリーに関わる重要な要素として使用されています。
プレイに関しては、屋敷からの脱出と謎の解明を目標として、屋敷内をうろつく敵に気づかれないように探索を行います。
謎解きがなかなか硬派な難易度だったり、基本的には敵を倒すことができず、逃げるか隠れるだけなので、難易度は少し高いかもしれません。
ただ、操作は移動と調べる、反撃くらいしかないのでシンプルです。
総評としては、粗削りだけど良作のホラー、続編の2は上手く昇華できず失速した印象でした。
クラシックなホラーゲームが好きな人にオススメです。
トレーラー
公式サイト
https://www.3goo.co.jp/product/remothered/