No One Lives Under the Lighthouse【ゲームレビュー】
評価
★★★★☆
ストーリー
以前、この灯台で働いていた灯台守は、忽然と消えてしまったらしい。
そこで新しく、雇われたのがあなた。
灯台守の仕事は、毎晩あかりを灯すことのみ。
荒々しい海の中に、ポツンと佇む岩の上の灯台に、たったひとり。
正気を保ち、幻覚に襲われないようにするために、あなたは何度も自分に言い聞かせるだろう。
灯台の下には、誰も住んでいないはずだということを…
概要
多くのB級ホラーゲームを製作しているインディーゲーム会社"Puppet Combo"から2020年にリリースされたホラーゲームです。
プレイヤーは孤島にある灯台の管理人となり、毎晩灯りをともす仕事を請け負います。
感想
このゲームの公式ページでどんなゲームなのか一切説明されてなくて、これで売れるのかと心配になりました。
どんなゲームか説明すると、概要の通り、灯台に灯りを灯す仕事を請け負うのですが、毎晩灯りを灯すことを邪魔する「何か」が現れ、命を狙われつつも島に隠された謎に迫る、というようなストーリーのスタンダードなホラーゲームです。
ここから内容の感想ですが、まず最初に文字の書体が見にくすぎるし、一切の説明もないままゲームが始まるので、最近のゲームに慣れている方は驚くかもしれません。
(日本語にできます)
ただいきなり島に放り出されても、次のアクションへの導線はしっかりしていて、この点に関してはさすがでした。
操作もシンプルで、移動、ダッシュ、アクションくらいしかやれることがないので問題はありません。
あとは前作たちと比較すると、グラフィックも進化してるし、インタラクト可能なものがハイライト表示されたりと、かなりユーザビリティが向上していました。
怪異と対峙した際に死にまくると、シーンスキップ可否の選択まで迫られたのは、良くも悪くも時代に寄り添っているなと感じました。
B級ホラー好きや、レトロゲーム(レトロゲーム風)に抵抗がない方にはぜひプレイしてほしいです。
ただやっぱりこのグラッフィックでの主観視点での操作に癖があったり、ストーリーがやや難解だったりするので、人を選ぶことは間違いないと思います。
同パブリッシャーの他ゲームもオススメです。
トレーラー
公式サイト
https://store.playstation.com/ja-jp/product/JP6727-PPSA16072_00-0454573798396842