ルーツを、つくっていく。
第二回 言葉ギャラリーのテーマは「道」。
この一年間、
ずっと一緒に過ごしてきた解釈を、
あらためて作品にすることにしました。
今、もがいている人。
なんとなく目の前にモヤがかかっている人。
がんばりたいのに、がんばれない人。
そんな人に届けたい解釈。
「あのとき、こうだったから、
今があるよなあ。」
いつか、振り返る日がやってくる。
今、ここでもがく理由は、
今、ここで歩みを進める理由は、
今、ここで立ち止まる理由は、
道(ルート)は、ずっとつづいていくから。
積み重ねた先に、
ルーツだと振り返るときがくるから。
以前の私は、道がずっとつづいていることを
”くるしい”と感じていたことがありました。
自分に自信が持てなくて、
別の人生を歩みたくなったり。
そういうときもあっていいのだと思います。
時間というのは不思議なもので、
気づけばまた同じ道を、
違う気持ちで歩いている。
ああ、やっぱりここに向かうんだ、
ここで重なるんだと感じる瞬間がやってくる。
だから、どんな「今」でもいい。
生きているということは、
「ルーツを、つくっていく。」こと。
そして、道のそばに川が流れているように、
そこに空が映っているように、
近くに共に生きる人がいることにも
ふと想いを馳せてもらえたら嬉しいです。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
いつかどこかで、お会いできますように。
2021.10.27 稲本 朱珠
写真は、京都の北端京丹後市の峰山駅近くの小西川沿い。雨上がりに思わず2枚、写ルンですのシャッターを切りました。まるで、過去と未来のような、前後の写真です。もう一枚も、よかったらご覧ください。
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有料noteを読んで、学びにして、また書きたいと思っています。