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反応しない練習中

悩みの原因は「執着」であり、執着してしまう原因は、あなたの心が一目散に反応してしまうこと。

心が反応し、執着して、悩む。
その悩みがあることで、別のことに対しても心が反応し、執着し、新たな悩みが生まれる。

大きな悩みがあるとしばらく凹むが、考えていても仕方がないと割り切って、解決しようと行動に移そうとしてしまい、同じ悩みループを繰り返す。

苦しみをもたらしているものは、「喜びを求めてやまない求める心」
にある

人の魅力は与えることによって生じ、求めることによって消滅してしまう。魅力がなくなってしまったら、人生ハードモードに突入していくであろう。
承認欲求が人生の邪魔をしているのかもしれない

人に認められたいという欲求から、他人の目ばかり意識するようになり、
嫉妬や劣等感に苛まれてしまう。

承認欲求は、心の暴走かつ妄想である。

なぜいつも「イライラ」してしまうのか?

いきなりキレる人、常に不満そうな雰囲気を出している人。

そんな人が周りにいませんか?
僕の周りにもうずまいてます。

このイライラするという感情は、自分ではなく大抵他人があっての感情です。

「あいつの仕事が遅いからイライラするねん」
「子どもが言うことを聞かないからイライラする」
「子どもが返事してもすぐに動かないのでイライラする」

こういった感じに、
周りの人の言動に反応して自分でイライラしているんです

怒りの感情を抑えるために、他人に対して必要以上に反応しないのが重要だと教えてくれる、草薙龍瞬さんの『反応しない練習』はベストセラーになっているので是非読んでもらいたいですね。

反応しなければ、相手に対して穏やかでいられる。しかし、他人に対してイライラしてしまう人にそんなことを言っても

「そんなこと言われても、考え方をすぐに変えることなんてできない!」

と、怒られてしまいそうですが。

そんなイライラしてしまいがちなあなたのために、もっと具体的な方法をご紹介します。

他人の時間で生きるのをやめる

僕は他人に対してイライラすることがあります。
僕の場合は
「相手の時間軸で動かされる」とイライラします

例えば、今は少なくなりましたが誰かと待ち合わせをする場合、遅刻グセがある人は30分以上平気で遅れてきます。

「なんやねん」って発動します(怒)

僕は逆に「遅れちゃいけない」「万が一電車が遅れたら怖い」と考えて、待ち合わせ時間より早めに出る性格を、子どもの頃から親に植え付けられてきたから、それを「正義」としてみています。

そうすると、1時間くらい友人が到着するまで待たされることになります。

自分の時間が友人によって減らされてしまうと、友人が到着するまでの間イライラしてしまうのが目に見えて楽しめなくなります。

けれど、友人に「絶対遅刻せんといてね」と前もって言ったとしても、人はそんなにすぐに変わりませんよね(笑)

期待するだけ無駄、他人に求め過ぎなんだという事に気づきました。

なので、他人の時間に左右されないように、待ち合わせを自分時間に変換します

僕は待ち合わせをする場合、待ち合わせ場所を本屋かカフェに指定しています。
どちらもイライラしない、最高の居心地の良い環境にいることで、なんぼでも待てるようになりました。

そうすることで、仮に友人が遅れてきたとしても、本屋で本を選ぶという自分時間を満喫できますし、本を買ってカフェでコーヒーを飲みながらのんびりすることだってできます。

これなら最悪友人にドタキャンされたとしても、「のんびり読書ができた」とイライラすることはありません。

予定を設定するときに他人を一度排除して考えると、イライラすることはかなり減ります。

他人と距離を置く

イライラしてしまうのは、他人に執着しているのが原因です。
承認欲が強過ぎなのかもしれない。

「あの人に認められたい」
「優しくされたい」
「あの子を助けたい」
「あの人の力になりたい」
「好きになって欲しい」
「気にいられたい」

このように他人に執着していると、裏切られたときにまたイライラしてしまいます。

物理的ではなく心理的に少し他人と距離を置けば、かなり心穏やかに過ごすことができます。

僕は家族が最小単位なので、最低限家族から認められ、愛されればそれでいいと考えています。僕にとってはかけがえのない大切なものなので、最重要事項で優先しています。

友人から何か言われたとしてもそこは動じません。

心理的なパーソナルエリアの外にいる人からの言葉を真摯に受け止めてしまうと、キャパオーバーになります。

反応してしまう人は参考にしてみてください。

まだまだ僕も反応してしまいがちですが(笑)

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