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無意識に自分に「嘘をつかない」ように

嘘をつく時は、弱い立場の人が嘘をつくことが多い。
自分より弱い立場の人には、
あんまり嘘をつかない法則がある。
恐れている人には、嘘をついてしまうことが多い。

会社の上司への報告でも、見栄を張って良いように報告してしまったり、
良く思われたい本能があると感じる。

僕が自分に嘘をついたことで言うと、
高校時代に腰椎椎間板ヘルニアで、
陸上競技部を、集大成の高校3年生の初めに
全く走れなくなったこと。

治療も色々受けたけど
その前に監督のせいにしていたし
治療しても、治せない先生のせいにしていたし
つまり外側のせいにしていた。
そら良くならないなって今でも思う。

マネージャーでも何でもやれる方法はあったのに。幽霊部員状態でした。
情けなかったので…
毎日学校が終業すると、陸上部員には、会わないように逃げて帰っていた。

その時は自分を好きになれなかったんですよね。
歯車が合わなくなってきたのが分かったし、
自分自身に嘘をついていた。
妥協という名の嘘をついてしまった。

だからこそ最高を望まないと楽だけど、
自分のことを好きではない状態で、

それは本当の自分を裏切り続けていることになる。

私は子どもには弱いチームで試合に出るより、強いチームで切磋琢磨して臨み続けることを願っている。もし仮にレギュラーになれなくても、対価は大きいので。

進学も妥協して簡単に入れる学校より
自分にはリスクがあってもチャレンジした方が、結果的に駄目だとしても自分自身のことは好きでいられる。

問いかけてほしいのは、
もう一度その場面に立ち返ったら、どんな選択をしますか?

向き合う価値がある壁なら成長できる。

親しい10歳以上年上のパパ友自営業者の方に
 数年前に、経営で大事にしていることは何ですか?
って 質問したことがある。
その答えは「嘘をつかない」でした。

後悔なく生きるためには、自分に嘘をつくのも後悔するし、
親や同僚、友だちに嘘をつくのも、
何か分からないけど、死ぬ時まで後悔するだろうなって思う。

私は父親が亡くなった時、
父親には正直さが欠けていたと今でも後悔している。

別に何か嘘をついたわけでもないけど、自分のことは本音で話さなかったことを後悔している。死ぬ前に自分のことをもっと知ってほしかった。

今は残された母親とはゆっくり話す時間を大切にしている。

クライアント様にも、正直さをもって施術するようにシフトできたのも、父親の死の影響が大きい。

先ず
第一に「嘘をつかない」
第二段階は、
「積極的に自分のことを開示する」と後悔なく生きられていくと感じる。

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