中国に暮らしてわかってきた「方言」のこと
いまこれを書いてるそばで、嫁が実家の両親とビデオ通話をしています。
しかし彼らは方言で話しているので、さっぱり内容が分かりません。時たまヒートアップしているように見えるので、ケンカしてるんじゃないのかと不安になります。こういう時に内容がわからないと「俺のこと言ってるんじゃないのかな」などと邪推が始まってしまうのです。精神衛生上、非常に良くありません。
ずっとこのまま聞いて不安を募らせていても不健康かつ非生産的なので、今日はこの「中国の方言」について書いてみることにします。なんでもネタにして消化するに限るのです。
というわけで、中国の方言についてのnoteです。どうぞ。
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中国には標準中国語である「普通話」のほか、多くの地域において母語として用いられている「方言」があります。
それらの方言は主に7つ(分類によっては10)に分かれており、最も話者が多い北方方言のほか、沿岸部を中心にさまざまな方言が話されています。また、7つ(もしくは10)というのは大枠であって、その中にもさまざまな分類が存在しています。
そしてひとくちに「方言」といっても、日本でいう方言とは少し趣が異なります。これらの方言にはほとんど互換性がなく、お互いの言葉を聞いてもまったく理解ができません。
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