![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/125092152/rectangle_large_type_2_0f6acb9c3ed1b008adbeb59d05284908.png?width=1200)
Photo by
yuki_woody21
中国語の辞書をそれほど信用しなくなった話
昨日に引き続き、中国語がそれほどできなかった時のエピソードを思い出したので、今日はそれについて書かせてください。
+++++
まだ嫁と結婚する前、どころか知りあって間もない頃のことです。僕らはWeChat(メッセージアプリ)で、初々しいやりとりをしていました。僕はつたないながらも中国語で、一生懸命メッセージを打っていました。
その日の話題は食べ物についてでした。日本の食べ物について聞かれたので、僕の好きなものをいろいろ答えていました。
で、確か好きなラーメンの話になった時だったと思います。日本でずっと通っていたラーメン屋があって、そこでラーメンとチャーハンのセットをいつも頼んでいた、みたいなことを僕が送ったと記憶しています(後に知ることですが、こうした炭水化物のセットメニューは中国の人々からするとかなり違和感がある組み合わせです)。
すると嫁(当時は嫁ではないですが)は、「你是吃貨」というメッセージを返信してきました。
当時、僕はこの「吃貨」という言葉を知りませんでした。でもまあ「吃」(食べる)という言葉が入ってるし、たぶん「食いしん坊」くらいの意味なんだろうな、と想像はつきました。
でも、当時は中国語初学者ですし、知らない言葉をそのままにしておくのもよくありません。おおまかな意味はわかりつつも、いちおう辞書をひいておこうと思いました。
そして、スマホにインストールしていた辞書アプリに「吃貨」と入力し、出てきた項目をタップしました。
するとそこに表示されたのは、
ここから先は
1,574字
/
1画像
いただいたサポートは貴重な日本円収入として、日本経済に還元する所存です。