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ダウンジャケットと中国嫁からわかる、中国人っぽさの話
昨日は更新をお休みしてしまい申し訳ございませんでした。気温差に体をやられ、ほぼ1日中ぶっ倒れておりました。
機会があれば詳しく書くかもしれませんが、いまの広東省の天気はメチャクチャです。平均気温が25℃の週と10℃の週が交互にやってくるみたいな気温の往復ビンタぷりで、さすがに体がついていけず悲鳴を上げたようです。
今日もまだネタ探しができていないので、とりあえず最近の我が家で起きたことを書きます。
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中国ではもう間もなく春節、つまりお正月を迎えます。中国では家族関係が大事なので、多くの人が実家に帰省し、家族団欒を楽しみます。我が家も例外ではなく、いまは実家に帰る準備をしています。
その一環で、嫁が気にしているのが気温と服装です。嫁の実家である湖南省は内陸の土地で僕が住む広東省よりも寒く、しかも天気予報を見ると今年は例年より気温が低いというので、嫁が「防寒のための服を買いましょう」と言ってきました。
僕はいま家にある服で十分だと思ったので、僕のぶんは買わなくてもいいよと言ったのですが、嫁は聞く耳を持ちません。「そんなこと言っても風邪でも引いたらどうするの」といって、淘宝(ECアプリ)を開いて、セール中だというZARAの服を、僕のぶんまで含めてポンポンとアプリ内のカートに入れていきます。
まあ別にいいかと思い、任せていたのですが、「じゃあこれを買うよ」と嫁が見せて来たカートの中に、ダウンジャケットがありました。僕はダウンジャケットがあまり好きではない(モコモコして動きにくい&暑がりなので熱がこもるのが嫌い&そもそも見た目が好みじゃない)ので、「これは買うのをやめるか、別のに変えてほしい」と言いました。
しかし、嫁は聞く耳を持ちません。「そんなこと(以下略)」といって、これでいいじゃないの、ときます。正直めんどくせえなと思いつつ、まあ別に服装にこだわりのある人間でもないので、もうそれでいいよと言っておきます。
で、何日かして嫁の買い込んだ服とともに、僕のダウンジャケットが届きました。サイズなどの確認のために開封して来てみると、少し大きいもののけっこういい着心地でした。ちょっとゴワゴワするけどまあいいか、ダウンジャケットも案外悪くないかもな、などと思いながら鏡で自分の姿を見ていました。
ところが、それを見ている嫁が浮かない顔をしています。そしてあろうことか、「大きすぎるから、返品して小さいサイズのにしない?」と言い出しました。いや、僕がいいって言ってるんだから別にいいじゃないかと言うのですが、嫁は聞く耳を(以下略)。
そして最後には僕の制止も聞かず、アプリで新しいものを探し始めました。ほどなくしてサイズ違いが売り切れだと騒ぎ始め、別のモデルを探してきて「これでいい?」と僕に聞きました。いや僕はそもそも、いま手元に届いたこれでいいって言ってるじゃん! と強めに言うと、険悪なムードになりました。
その後もECアプリにかじりついて代替品を探す嫁を見て、色々考えてくれるのはありがたいんだけど、どうにも疲れるなあと思いました。
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とまあ、とある日中夫婦の他愛もない日常の一コマなのですが、こういう何気ないことからもけっこう日本人と中国人の違いというか、日本人から見た中国人っぽさのようなものがわかるかも、と思います。以下に書いていきます。
まず、中国の人々はものすごく寒がりです。
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