ダウンジャケットが気に入ったという話
先日ユニクロで
ウルトラライトダウンジャケットを買った。
ちょっと安くなっていたから。
去年まで着ていたダウンジャケットは
着古したからとさっさと捨ててしまっていた。
今年新たに買おうと思っていたら
コロナ禍で以前のように
出歩くことが激減してしまって
買うのを先延ばしにしているうちに
すっかり寒くなってしまった。
秋口から着ている薄手のジャケットに
別に持っていたインナーダウンの
ベストを着込むという
ひとつひとつは軽装なのに
見た目重装備な出立ちで過ごしていた。
適当に色と値段で決めたライトダウン。
実際に着てみるとその軽さと薄さに
正直失敗したかなと思った。
先週は暖かい日が続いたから
今週ようやくのお披露目だ。
着て外に出ると
その薄さに寒さと不安を感じる。
——やっぱ失敗だ
そう思って歩き出すと自身の身軽さに驚く。
——これだけ薄いんだからそりゃ軽いよな
少し肩を縮めながら歩いていると
余りの軽さにふわふわした気分になった。
やがて寒さが気にならなくなり、
しばらくすると温かく
そして帰宅したころには汗ばんでいた。
——そうか
——このジャケットは温まるまで時間がかかるのか
着膨れてたくさん着込んむと
すぐさま暖を取ることができる。
一方機能性の高いものを着ると
じんわりと温かくなるようだ。
この身の軽さが
どうにも不思議で楽しい。
またひとつ
出歩く楽しみが増えた。
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